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基本生きる事は辛い事の方が多い

 いま日本は少子化がヤバいと騒いでいる振りをしていますが、基本的に生きる事は辛い事の方が圧倒的に多いので、産まれない方が遥かに幸せだと思います。産まれればあらゆる競争に巻き込まれます。例をあげたら切りがありませんが、金、地位、仕事、恋愛、学歴など。で、負ければ負けただけ、苦痛を味わう事になっています。

 負けた人間は自由の証である金を奪われ、わずかな賃金を生きる糧に変えるしかありません。ネット上では何の責任も取らない勝者の言葉で溢れかえり、弱者は淘汰圧を掛けられ、結果的に社会の供給能力が落ちているのが現状です。

 でも私はいくら社会のインフラやサービスの供給能力が落ちようが、労働で苦しんだり、稼いだ僅かな富からさらに税を徴収される様な苦痛を味わう個体が少なくなればなるほど、却って人間の幸福度は上がると考えています。何故なら労働と言うのは、人間と言う動物に課せられた拷問だからです。

 人間が産まれれば産まれれるだけ、そこに上下が自然と発生し、資源をかき集める個体が出始めれば、そこにも上下が発生し、奪う者と奪われる者が発生します。奪う者は奪われる者に仕事を与えるかもしれません。ですが、奪われる者が稼いだ富から収奪されているのです。収奪されれば自由が奪われ、自由が奪われれば幸福度が低下します。幸福度が低下すれば、不幸を感じる個体が出るでしょう。それを良しとしているのが今の日本です。

 労働は多くの個体を苦しめます。今までの日本は、社会に労働を供給し過ぎて、消費者を甘えさせました。ですので、今の労働で苦しむ個体が減っている現状は、社会から甘えを無くします。私は人は全て消えるべきだと思っています。人が増えれば増えるほど、搾取される者が発生し、苦しむ人間が後を絶たないからです。お隣韓国は上位の個体が富を搾取し過ぎて、下方の労働層が減り続け、もうじき消滅間近です。日本もそうなることを願っています。

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