見出し画像

私的、災害支援の方法

日々続く雨。
流された町。

特別警報が流れるテレビを見ながら、心を痛めていた人も少なくないだろうし、
他人事ではなく、避難せざるを得ない立場にいた人や
遠い親戚や親しい友達の安否を心配し、やきもきしていた人もたくさんいるだろう。

この文を書き始めた時、一番被害を受けたのは九州だった。
上の一文を書いている今、新たに東北の最上川が山形県で氾濫した。
心が痛い。

こうなると援助したい、すこしでも力になりたいと思うのが私の常である。


私の中にちょっとしたルールがある。
できるだけ援助は自分がその場に行って行いたい。
コンビニにある募金箱にお金を入れる、その行為を否定するわけではないが、できるだけその地に赴いてお金を落とすという方法で募金という形にしたい。

募金箱のお金の行方ってわからない。
土砂をどけるために使わたれか、道路が舗装されたのか。
使われていないと思っているわけではないけど、すこしキモチワルイ。
そして何より、募金をした時点で終わってしまう。

その点自分の足で被災地に赴くと、その旅行を思い出すたび、写真を見るたびにその災害のことも漏れなく思い出す。

今、東北の人々が恐れているのは、あの、東日本大震災が忘れ去られてしまうことだ。
人間は忘れる生き物だから、忘れたくないことに対しては忘れないような努力をしなければならない。
そして、私は日々起こりうる災害に対して、できるだけ被災者の人々と胸の痛みを分かち合える人間でありたい。

コロナのこともあるのでなかなか移動しずらい世の中になってしまったけれど、この夏休みには山形に行ってめいっぱいお金を落としてこようと思う。


全ての地域にいち早く平穏が戻りますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?