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オスカー・ヘルス(Oscar Health; $OSCR )について

出典:https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1568651/000119312521030955/d28906ds1.htm

3月3日にIPOする健康保険会社の企業です。

幹事はGoldman Sachs、Morgan Stanleyなどです。

概要

オスカーは、初の「フルスタック・テクノロジー・プラットフォーム」を基盤に、会員へのサービス提供をしている健康保険会社です。

会員にパーソナライズされたデータを活用し、手頃な価格で質の高い医療を見つけられるようにし、従来の保険会社ではなく、テクノロジー企業としての側面もあります。

2012年に創業し、2021年1月31日時点で52万9,000人の会員がいます。2020 年 の医療損失率(MLR)は 84.7%となり、ユニット・エコノミクスの黒字化を達成しました。18州291郡にサービスを提供しています。

会員には、幼児や多忙な両親のための保険を探している家族、医療提供者をファーストネームで知っている慢性疾患を持つ成人、退職後も役立つ福利厚生パッケージを選択している高齢者などが含まれています。

会員には、モバイルアプリやウェブサイトを通じて定期的にオスカーと交流し、病歴や検査結果、さまざまなケアオプションの検索やアクセスを容易にし、バーチャルケアソリューションを通じて処方箋の補充も可能にしています。

各会員に専用のケアチームを割り当てており、通常は5名のケアガイドとケースマネージャーと呼ばれる正看護師で構成されています。加入会員の89%がデジタルまたはケアチームのチャネルと交流しており、81%がデジタルプロフィールを持ち、会員1人当たりのアプリダウンロード率は他の保険会社の約9倍となっています。

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また、加入会員のほぼ半数(47%)が毎月のアクティブユーザーとなっています。

2014 年以降、すべての会員は、オスカーのバーチャルケアサービスを 24 時間 365 日利用できるようになりました。

「バーチャル緊急ケア」サービスによる緊急ケアと、2021 年 1 月 1 日からは「バーチャルプライマリケア」サービスによるプライマリケアが含まれます。

コロナパンデミックで、会員によるバーチャルケアの利用がさらに増加しました。

クリーブランド・クリニックやCignaなどの大手医療機関や保険会社が、パートナーシップを結んでいます。

オスカーは健康保険プランの提供もしており、2020年、米国の個人市場で第3位の営利国有保険会社となっています。

モジュール化が進んでおり、遠隔医療(市場400億ドル)、ケアコンシェルジュ(200億ドル)、クレーム管理(120億ドル)、集団保健(510億ドル)などの医療技術費の中で、大きな隣接領域に対応することができます。


フルスタックという言葉は、従来の医療保険業界では一般的に使われていませんが、テクノロジー分野では一般的な言葉で、企業はあらゆるレベルで進化するビジネスのニーズに対応するために、日々調整可能なダイナミックなテクノロジーシステムを社内で構築することに慣れています

このプラットフォームにより、2020年12月31日までに80近くの自動化された人口健康プログラムを実行することが可能になり、データを収集してリアルタイムで介入を開始することができるようになりました。

過去9年間で、データサイエンスと会員体験のエンド・ツー・エンド・コントロールを組み合わせたフルスタック・テクノロジー・プラットフォームを構築し、クラウドベースのプラットフォームを使用して、より良いデータ、より良い洞察、より良い意思決定を実現してきました。

経営陣の最新情報

2020年12月3日、当社は、2021年3月16日付でR.スコット・ブラックリー氏を新たな最高財務責任者として採用することを発表しました。

ブラックリー氏は、2016年5月より、フォーチュン100の技術を駆使した金融サービス企業であるキャピタル・ワン・ファイナンシャル・コーポレーション(Capital One Financial Corporation)の最高財務責任者を務めています。

リスク要因

会員基盤の維持と拡大の失敗、成長戦略の失敗、連邦または州の法律または規制の変更(ACAおよびそれに基づいて制定された規制に関する変更を含む)、などがリスクとなります。

決算

2020年の総売上高は4.62億ドル、赤字額は4.07億ドル、Medical Loss Ratio 84.7%、Administrative Expense Ratio 26.1%、Combined Ratioは110.8%でした。

2017 年 12 月 31 日に終了した年度から 2020 年 12 月 31 日に終了した年度までに、MLR を 12 ポイント下げ、 84.7%とすることができました。また、規模の拡大と技術的な効率化により、AERを2017年の50%超から2020年には26.1%まで引き下げることができました。

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