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ポメラと文房具の話(ポメラ日記5日目)

ポメラが帰ってきた。
先日、「ポメラ死す?」で、電源が入らなくなった話をしたが、メーカーさんに送って容態を診てもらったところ、充電がなかっただけだった。どうやら、バッテリー残量表示が正常反映されていなかったようだった。(電源が落ちる直前の残量が90%くらいだったので、充電があるのに急に電源が落ちたから故障かと思った)この現象は、ソフトウェアアップデートで改善されるそうなので、メーカーさんにてアップデートと充電と動作確認をしてもらい、異常がなかったのでうちに帰ってきた。ありがとう、キングジムさん。

さて、ポメラ日記再開の最初の投稿は、大好きな文房具の話をしたい。
先月末、三菱鉛筆より発売となった「uni-ball one P」をご存じだろうか。uni-ball oneを太く短くしたゲルインクボールペンで、かなりかわいい。また、「Kawecoのボールペンに似ているな」という印象だった。文房具好きならご存じの方もおられるかもしれないが、Kawecoはボールペンや万年筆を取り扱っているドイツの文具メーカーだ。
サイズはKawecoより長く、ジェットストリームより短い。軸はKawecoよりやや太い印象だ。

上からジェットストリーム、ユニボールワンP、Kaweco

個人的に、2社で三菱のほうが優れていると思う点は、ペン先の細さだ。Kawecoの公式サイズは0.7㎜で、わたしには太すぎた。万年筆でもそうなのだが、海外メーカーはアルファベットを書く想定で、ペン先が太めに作られている。一方国内メーカーは、漢字を書く想定で、ペン先が細めに作られているそうだ。ジェットストリーム0.5㎜の替え芯に入れ替えてKawecoを使っていたくらいなので、0.38㎜がラインナップにあるのは嬉しい。また、ペンクリップが付いているところも優れていると思う。手帳やノートと一緒に持ち歩きたい人にとって、ペンクリップは必須だ。Kawecoは、公式のものがあるが別売りとなっている。
要するに、「『uni-ball one P』はKawecoのボールペンのパクリみたいだけど、使ってみたらKawecoより使いやすい」と言いたいのだろう。ここまで読んだ方はそう思うかもしれないが、違う、そうじゃない。わたしはどちらもかわいくて好きなのだ。そこは誤解しないでほしい。似ているようで違う両者の比較が面白かったのと、Kawecoのようなかわいいペンを日本でも作ってくれたことが嬉しくて、書きたくなってしまったのだ。

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