新参オタクがフィロソフィーのダンスを語る:プロローグ

昨年、フィロソフィーのダンス(通称フィロのス)のライブに初参戦して以降、すっかりフィロソフィーのダンスのオタクになりました。
僕は2020年9月、彼女たちがメジャーデビューするタイミングで出演したテレビ番組でのパフォーマンスを見て初めてその存在を知り、以来実はずっと密かなファンでした。それから2年経った昨年の9月、初の現場(ライブ)を体験してからというもの、ここ数ヶ月で猛烈な勢いでオタクに開眼した新参オタクです。

フィロソフィーのダンスはインディーズ5年、メジャー2年のキャリアを積んできた女性アイドルグループですが、彼女たちは昨年の11月、これまで7年の月日を共にしたオリジナルメンバー・十束おとはさん(おとはす)の卒業と、新メンバー2名の加入という、大きな変化を経ています。
今は新体制でのフィロのス第二章が始まったところで、本記事執筆時点では、ライブは昨年12月のお披露目ワンマンと年始一発目のアイドルイベントの2回しか披露されていません。3/15に発売されるシングル「熱風は流転する」が1/10に配信開始予定となっており、今は新体制で走り出し、滑走路から離陸したというタイミングで、これからまさに新たな高みへ飛び上がっていくというタイミングです。

このようなタイミングということもあり、このnoteでは、これまで2年間密かに暖めてきた熱をオタク開眼という勢いに乗せつつ、新生フィロソフィーのダンスへの応援の気持ちを込め、いくつかの連載に分けて彼女たちの魅力を発信してみたいと思います。
今回は初回で、イントロダクションというか、なんでわざわざそんなことをしようと思ったか、執筆のモチベーションを少し紹介しようと思います。

とにかく音楽が良いので広げたい

僕はこれまでアイドルに夢中になったことはないただの音楽好きでした。そんな僕がフィロソフィーのダンスのことを偶然知って、そこからなぜ好きになったかというと、話は単純、入り口はその音楽がめちゃくちゃかっこいいからに他ありません。これは、アイドルグループといった括りで言っているのではなく、オタク的なエンゲージメントを前提とせず、音楽が趣味の一個人として言っています。
具体的な良さについてこの回では触れませんが、本当に素晴らしい楽曲の数々は、まだ届いていない方に届いて欲しいです。

彼女たちはアイドルなので、アイドル界隈ではおそらくその音楽性、歌唱力、パフォーマンスの高さは大きな特徴として認知されていると思います。(僕はアイドル界隈は全く詳しくないので、ただの推測ですが)
例えばアイドル楽曲大賞という集計では、2022年メジャーアイドル楽曲部門トップ10に2曲選ばれています。投票数が千数百のオーダーなのでそこまで大きなマスではないのかもしれませんが、楽曲リストは幅広く、アイドルを応援の気持ちで投票する一定の層の中では高い存在感なのではないかと思います。

ちなみにランクインしているフィロソフィアも愛の哲学もめちゃくちゃいい曲で、この2曲は僕も2022年めちゃくちゃ聴きました。
長いキャリアの中で、着実に実力を高めている彼女たちですが、圧倒的な楽曲と歌唱力の良さは、アイドルという枠を超えると思っていますし、単純にもっともっと売れるはずだと思ってるんです。

微力でも彼女たちの夢を後押ししたい

これは、オタクとしての思いが強いところなのですが、まず目の前の目標として、武道館でのワンマンを実現してほしいという思いがあります。武道館のステージは、彼女たちがインディーズの頃に掲げた目標ですが、まだ実現できていません。
昨年11/19に行われたおとはす卒業コンサートで、リーダーである奥津マリリさんは、7年間一緒に戦ってきたおとはすに対して、「一緒に武道館のステージに立てなかったことは悔しいけど、いつか武道館の一番いい席におとはを招待することを目標にする」と涙ながらに話していました。また、12月に発売された雑誌のインタビューでも、オリメンの佐藤まりあさん、日向ハルさんが結成一年目に掲げた武道館の目標を、改めて新体制の目標にしたいと話されており、武道館への思いは、グループとしてとても強いものだと思います。

アイドルの武道館ワンマンに関して、面白いベンチマークがあったのでここで少し触れてみます。

こちらの記事は約2年前に書かれたもので、執筆時近くで武道館ワンマンを開催したアイドルの公式Twitterアカウントのフォロワー数(=ファン数)を分析したところ、約3万フォロワーがおおよその最少ラインとしています。
本記事執筆時点で、フィロソフィーのダンス公式Twitterアカウントのフォロワー数は 26,227人 だったので、この分析を真に受けると、既に射程圏内、もう1~2割フォロワー数を増やせばいけるのではないかという感覚です。
正直、他のアイドルグループを知らないので、具体的に比較した上での目標が立てにくいところではありますが、確実にファン増やしていければ、そう遠くない未来に実現できるんじゃないかと思いますし、僕のような一抹のファンの文章でも、興味をいただいてくれる人がもし1人でもいたら、目標に近づけるんじゃないか、という淡い期待もあります。

以前フィロのスのライブバンドでキーボードを弾かれていた福田裕彦さんは、おとはす卒コンの日の夜、次のように呟いています。(ご自身はこの日、メンバーとなっている浜田省吾さんのライブとかぶって卒コンを見にいけなかった)

この呟きを見て、大切なアイドルを推すことこそオタクの使命だなと本気で思ったのが僕です。どこまで影響できるかは全く未知ですが、応援の気持ちとして記事を書こうと思った1つのきっかけでした。

この連載は、フィロソフィーのダンスの魅力を伝え、一人でも多くの方に興味を持っていただきたい、もしくはフィロソフィーのダンスを興味を持った方に、いろんな魅力を知ってもらい、フィロソフィーのダンスの活動の応援をしていきたい、というのがモチベーションです。

実は、「新参オタクがフィロソフィーのダンスを語る」というタイトルの記事を1つ既に下書きしていたのですが、ポイントが絞れず超長文になってしまいました。
個人的にはオタクが書く熱い文章は大好きですし、長い文章をしっかり読むのも好きなのですが、どちらかというとまだ知らない人の目に付くきっかけにしたいなと思ったので、熱い長文よりも、なるべくシンプルにポイントを絞って読みやすいコラムみたいな形で、フィロソフィーのダンスの魅力を伝えていければなと思っています。

一抹のオタクの書く文章でどこまで応援できるかわかりませんが、時間を見つけて少しずつでも記事が書ければと思っています。


最後に、既にフィロソフィーのダンス関連で熱い文章を書かれている方もいらっしゃるので、先輩クリエイターの記事、シェアさせていただきます。(相互フォローできていないので、無断引用失礼します、読ませていただき、色々刺激いただいています)

にーななさん

ガングスキーさん


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