楽しいWORLD OF HORROR ~奇妙な伝染性昏睡病事例~
この記事にはWORLD OF HORRORのネタバレが存分に含まれています!
この記事にはホラーテイストな画像が含まれています!
Q.WORLD OF HORRORって何?
A.伊藤淳二さんとラブクラフトさんから強い影響を受けた、ローグライトADVホラーゲームだよ。
ホラーが苦手なわたしはこのゲームで現代怪談が好きになったので、苦手だと思ってる人にもプレイしてもらいたいです。新しい世界、見たくない?
Q.この記事は?
A.メインシナリオの一つを自分なりに日本語翻訳したものです。
最近、動画にしてyoutubeにでも投げたほうが良いのではと考えたりしています。動画編集経験はない。
本編
古の神々が再覚醒し、狂気に陥った世界への道を模索している。病院、廃校になった教室、静かなアパート、暗い森の中で、奇妙な生物や不可解な現象が、塩川の住人たちの正気を試す。それは祟りによる混沌か、それとも我々の理解を超えた存在による謀略なのか……
プロローグ
昏睡状態に陥ったきり目覚めない住民がますます増えている。
彼らを起こそうとした者が連鎖的に昏睡していくのだ。
今、塩川町の全病棟が、昏睡状態患者で埋め尽くされている。
なにか患者に共通していることはないのか? この奇病の始まりは?
1
この奇妙な昏睡病についての報道をチェックして、原因を探ろう……これ以上被害者が増える前に。
2
報道では患者はいないとのこと。一体……?
3
病院に忍び込んで患者ゼロ(以下報告者)についての情報を借りる必要があるだろう。
4
報告者の名前と住所が分かった。さっさと出よう。
5
報告者の住処は無人のようだ。慎重に探索しよう。
6
追っていた男は魔術に手を出していた!
見つけた日記には、ある村のことと召喚儀式のやり方が記述されていた。
どうやら、男は夢の領域のなにかと接触しようとしたようだ。
村へ
「これで、病のことがわかるだろう……」
老人はそう言って、小包を差し出してきた。
これは……粉?
7
隔離病棟は厳重封鎖されている。
こっそり通り抜ける方法を見つけなければ……
最終準備
今回の事件は規模があまりにも大きすぎる。このままでは冗談抜きに街が一つ滅ぶだろう。だから……ガチらなければならない。
入念な準備をしておけと別次元のわたしが告げる……別次元? まあいいや。言われなくてもそうするつもりだし。
わたしは行きつけの道具屋へ向かった。
「おう、嬢ちゃん。ショベルか?」
「いや、カンを」カンとは酸入りジェリ缶のことだ。
「あいよ」
「2つね」
「えっ? 4つ?」
「2つ」
わたしは、両手にジェリ缶を持ち、背中に日本刀(そこら辺で拾った)を背負って店を後にした。
8
ここだ。答えが見つかればいいけど……
警察の眼をかいくぐり、隔離病棟へたどり着いた。昏睡患者は全員ここへ運ばれてきた。
患者の脈が徐々に弱まり、血圧が下がっている。急がなければ。
探索
[> 老人からもらった粉を使う
・・・・・
・・・
・
老人の助言に従い、粉を空中にばらまいた。
すると、天井からぶら下がっている奇妙な細長いバケモノが露わになった……一つのベッドに一匹づつ。
そいつらはうねる巻きひげで患者にひっついている。
やることをやろうとすると、そいつらのうちの一匹が頭を上げてこちらを見た。
[> 構える
塩川町を悩ませている伝染性昏睡病の原因となっているクリーチャーがこちらに気付いた。
殺るか殺られるか!
Dream Devourer(夢を貪り食う者)
患者の生命維持装置のプラグを抜く
[>酸をぶっかけて日本刀で斬る。
ジュワジュワ
ジャシュジャシュ
バケモノをぶちのめした!
エピローグ
バケモノの体が床に斬り落とされ、ゆっくりと溶け始めた。
残された部分は、段々と閉じようとしている天井の穴にずるずると引いていった。あなたはその向こう側をなんとか垣間見ることができた。
そして、膝から崩れ落ちた。先程までバケモノの体だと思っていたそれは体ではなく……一本の指であったのだ。
あなたはふらつく足取りで病院を後にした。
なんにせよ一つだけ確かなことは、これで流行病は終わりだということだ。
奇妙な伝染性昏睡病事例 終
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