試合感想 La Liga 21/22 Atlético vs Athletic

元を辿ると兄弟クラブという2クラブの歴史ある対決。
マルセリーノの構築したハイプレスをかわすために、シメオネが用意したプランは「対角線でのサイドチェンジ」。これを多用して、ポケットにマルコス・ジョレンテが出て行ってチャンスメイクしたが、最後が合わない。
ハイプレスを仕掛けても効果を発揮できなかったアスレティックは次第にリトリートし、カウンター。ウィリアムズ兄弟がいたのでかなり脅威だったが、最後のクオリティの差なのか1点が遠い。
ジョアン・フェリックスがいらんこと言って退場したり、最後は割と荒れた展開となった試合はスコアレスドロー。

シメオネが用意したプランは完璧だったし、選手たちもそれを完遂したと思うけど、最後の部分で息が合わなかったのは、代表選手を多く抱えるビッグクラブの宿命か。
リーグ、CLの過密日程ではあるが、試合をこなして精度を高めるしかないので、しばらくは我慢が続きそう。
こういうチーム状況で、スアレス一発とか、カラスコズドンなど、いわゆる「個」が求められてるこの状況で、グリエズマンが満点回答出すことを祈ってます。