試合感想 2021 J2 秋田 vs 東京V

少し時間が経ったが、記録として。

いい加減寒いであろう、秋田のホーム最終戦。実はソユスタでは3勝しかできてなかった秋田はなんとしても最後は勝ちたいところ。

序盤から芝の長さに悪戦苦闘する両チームを見て、これはホームの地の利と言えるのだろうかと思いながら、秋田失点。1失点目はセカンドボールへの反応どうこうと言われそうだが、新井が真正面に弾いた時点で決まってたかな、と。
2失点目は江口のところで奪われてそのまま、ショートカウンターでそのまま失点。
以前であれば迷いなく前に蹴ってたと思うのだが、少しどうするか迷ってたように見えた。このシーン以外にもそういうシーンが散見されたので、おそらく遅攻という部分にトライしているのかなという印象。
その後、前半のうちに江口が自らのミスを取り返す直接FKを叩き込んだが、後半終盤にオウンゴールと、さらにもう1点を献上して1-4の完敗となった。

相手陣地で横パスを繋ぐシーンがあったりして、以前の縦一辺倒の秋田からはマイナーチェンジをし始めているのかなという印象は拭えず、結果、それが選手たちに迷いを与えており、今までできていたやりたいのとの整理がついていないので、大差での敗戦となったのではないか。

でも、J2残留が決まったわけで、これからのJ2への戦いを見据えると、京都、甲府、東京VとJ1経験のあるチームを前に悪くないチャレンジと言える。そして、最終節は磐田。胸を借りるつもりで、マイナーチェンジ中ですがなにか？メンタルでぶつかり、来シーズンへの糧としよう。

最後に。

久富、山田、青島、饗庭、下澤、長谷川、國分との契約満了が発表された。
特に、久富、山田、青島はJ3時代の主力で、あきぎんスタジアム時代からプレーされた、秋田を創ってきた選手たち。
J2初年度に、そんな選手たちとのお別れは、非常になんともいえないところはあるが、そんなこと言ってられる世界でないことは、当人たちが痛いほどわかっているはず。

外で見ている我々からは一言。いや、二言。

「ありがとう。また会おう。」