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2024 YBC Levain Cup 1回戦 カマタマーレ讃岐 vs ブラウブリッツ秋田

大会方式が大きく変更となったカップ戦。初参加同士となった両チームのスタメンはこちら。

【讃岐】46分深港→田尾、56分奥田→宗近、岩本→前川、74分江口→冨永、82分左合→内田
【秋田】62分吉田→丹羽、畑→大石、71分佐藤→松本、82分栗本→藤山、青木→半田

大幅にスタメンを入れ替えた秋田。蜂須賀、小野原、栗原といった新加入で出番を貰った選手たちは爪痕を残せるか。また、先日加入が発表された大石がベンチ入り。

序盤から相手陣内で試合を進めることに成功したため、秋田ペースで試合が進む。これまでの秋田を思い出させるようなコンパクトな布陣を敷き、讃岐に殆どチャンスを作らせなかった。相手がボールを持った時でも、2トップ、サイドハーフを中心にプレスをかけ、後ろもしっかりとラインを上げていたため、比較的容易にマイボールにすることができた。
先制点はロングスローの流れで右サイドに来ていた蜂須賀のクロスを佐藤が上手く合わせた形。早速、自分のストロングポイントを発揮した蜂須賀はさすが。

後半も同様の展開が続くが、両チーム決定機といえるシーンは数えるほど。
そんな中、半田のシュートのこぼれ球に反応した丹羽がゴールを奪い2-0とし、今季公式戦初勝利をあげた。

リーグ戦の2試合はかなり厳しい内容だったが、この日の出来はその不安を払拭させるものだった。ただ、カテゴリーが1個下のチームだったため、手放しでは喜べないものの、自信を取り戻すのには非常に良いタイミングだった。

その中でも、前線でしっかり起点を使った青木と吉田。左サイドでスピードを見せ、ヘディングで先制点を奪った佐藤。中盤で藤山、諸岡と同程度の強度を見せた小野原。両足でクロスを入れてチャンスを作った蜂須賀辺りはリーグ戦で出番があるべき。
特に、村松、才藤のロングスローよりも、蜂須賀のクロスの方が相手としたら嫌だろうし、さこに小松がいればなおさら。

週末の徳島戦では、これまでの秋田スタイルに固執しない形に期待したい。

689人て…

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