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歯科衛生士おすすめシンプルな歯の磨き方

私が歯科衛生士として働いていた時に、実際によく患者さんにお話していた歯磨き指導を紹介していきます。

歯ブラシを上手く使うコツ

プラーク(歯垢)が残りやすいのはどこか、知ることで対策が取れます。歯科医院で見てもらい歯科衛生士さんにアドバイスを貰うことをお勧めします。

その前にまずは自分で磨けるようになれたらな。この記事を読んでいる方にはそんな方も多いはず。

といっても自宅で口の中を隅々まで見るのはなかなか難しいですよね。1人だと尚更です。

まず効率よく汚れを落とす歯ブラシの使い方のコツをお話します。

それは、歯に対して直角に当てること。
更に細かく動かして隙間に毛先を入れること。

(歯周病で歯茎が腫れている方向けに、歯茎に向かって斜め45度に磨くことをお勧めする事もあります)

歯ブラシの毛の先でしか汚れは落ちないと思ってください。

掃除に使うほうきをブラシに例えて考えてみます。毛先を使わず横に倒して床を履いてもホコリは集められませんよね。

毛の先が歯に当たってないと、いくら歯ブラシを動かしても無駄なのです。

後は歯の形に沿ってブラシが歯に直角に当たるように工夫をしてみましょう!

私は小学生にも同じ指導をします。
ポイントだけ伝えて、自分で考えてやってみる。
やってみて難しいところはどうすれば上手く出来るか一緒に考える。

こうして1度教えると、次回以降ずっとピカピカに磨いてくる子もいて嬉しかったのを覚えています♪

毛先が広がって倒れてくると歯に直角に当たらなくなります。
そうなった歯ブラシは交換することをお勧めします。汚れが落ちないこともないのですが、圧倒的に効率が悪いです。

目安はヘッドの後ろから見て毛が飛び出すくらい。

次回は、一般的にプラークが残りやすい場所と対策についてお話します♪

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