LEGO BOOSTでお絵描きロボをつくる
LEGOでプログラミングと言えば、MINDSTORMが有名ですが、今回はもっとお手軽にプログラミングを楽しめる「LEGO BOOST」で遊んでみようと思います。目指すはお絵描きロボづくり! さてさて、どんなロボットができますことやら。
LEGO BOOSTとは
LEGO BOOSTは2018年に発売されたLEGO+プログラミングができるキットです(当時けっこう話題だった気がする)。
BOOSTでは、Scratchみたいないわゆるタイルプログラミングが可能です。専用アプリをスマホやタブレットにインストールし、アプリを使って書いたプログラムでLEGOを操作します。アプリには説明書も同梱してあり、説明書通りに作るだけでもロボットやギターなど、楽しく動かせるLEGOをつくることができます。
MINDSTORMは本格的なのでいろいろと高度なことができますが、そこそこ高いし、いきなりMINDSTORMはなぁ、、、という方にはぴったりのお手軽入門キットがBOOSTなのです(入門とか言いつつもけっこう高機能だし、Scratchとも連携できるし、十分楽しめる!と思います)。
まずは準備
本当は丁寧にどういうセットアップをすれば環境が整うか書くべきなのでしょうが、すでに構築してしまったので、どういう手順で環境を作ったかあんまり覚えていない・・・・やってしまった・・・
ということで、どんなハードとソフトを用意し、どんなサイトを参考に作ったか、だけ書いておきます。ちゃんとメモ残してないとダメですね〜。。
ハードウェア
M1 Macbook air
LEGO BOOST Creative box(#17101)
ソフトウェア
LEGO BOOSTアプリ(Android用)
Scratch(iOS用アプリ。記事執筆時はv3.29.1)
Scratch Link(Scratchの拡張機能。ScratchとBOOSTの接続用)
参考サイト
他(いろいろ見たけど、結局上の3つが役立った気がします)
とりあえず動かしてみる
セットアップが終わってまず最初にしたのは、ScratchからBoostのモーターが駆動するかテスト。ここは問題なく動きました。BOOSTの中心的な部品はムーブハブです。ムーブハブは次のような仕様(いや概要)になっています。
BLE接続
回転速度計付きモーター2個
入出力用ポート2個
6軸傾きセンサー
マルチカラーライト
バッテリー(単4電池6本)
けっこういろんな機能が搭載されています。せっかくなのでムーブハブの傾きセンサーとBLEを使って、Scratch上でねこのキャラクターを動かすプログラムを書き(忘れてしまい参考に載せられないけど、どこかのサイトにサンプルプログラムありました)、ムーブハブと同期させてみました。ムーブハブをコントローラのように左右に動かすと、画面上のねこもそれに合わせて左右に動く感じになりました。
さらにさらに、ねこの画像を子どもの写真に変えて、ケーキを10個食べられるゲームを作ってみました。画像を動かして、画像がケーキに触れるとケーキ獲得。10個獲得で終了となるゲームです。
お絵描きロボをつくろう
さて、肩慣らしも済んだので、いよいよ本題のお絵描きロボをつくります。お絵描きロボは、プログラミングした通りにペンを紙に書き下ろして、絵や文字を描くロボットをイメージしています。参考にしたのはこの動画です。
そして! できたのがこちらです。
どうですか? けっこうスゴいでしょう。
、、、おわかりいただけましたか?
そうです。いきなりつくるのはとても難しくて、LEGOの組み方も、プログラミングもいまいちわからなかったので、参考本を買っちゃいました(下のリンクはアフェリエイトを含みます)。
こちらに載っていたプロッターを参考に組み上げて、BOOSTアプリで動かしたのが先の動画です。Scratchも経由していません。参考本を買ったことで目的のお絵描きロボは作れたのですが、おかげでBOOSTのプログラムをScratchに移植するという、本来とは逆のことをしなければならなくなってしまいました。それで、なんとなくまだ手がついていない状況であります。はい。
これからのこと
いかがでしたか。なかなかの尻切れトンボ感でしたが、BOOSTで遊ぼう入門としては、それなりに伝わったのではないかなと思っています。
プログラミング環境として見たとき、ScratchのほうがBOOSTよりも表現力が豊かなのは確かなので、これからBOOSTプログラムをScratchに書き直して、その上でScratchならではの表現や書き方を考えて、お絵描きロボを進化させていきたいと思っています。んではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?