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多少懐古厨の竜神を構成する5つのマンガ その1 うる星やつら編

今回はお題企画に乗って記事を書きたいと思います。昔のもの、ちょっと昔のもの、今のものと並びました。で、書き始めたらあまりにも長すぎたんで5回連作にします(汗)

うる星やつら

作品紹介

鬼型の宇宙人が襲来し、地球の運命を賭けた鬼ごっこが始まる…。と言う話でした、最初はね。導入のエピソードが完結した後は、スラップスティック学園ラブコメとして話が展開していきます。
他の高橋留美子作品に比べるとかなりギャグの色も濃い作品で、これと言ったストーリーラインもありません。(数話続きの話はありますが)が、やはり高橋留美子作品なので根っことしてはラブコメが軸になっています。キャラクターが特徴的な作品で、登場人物もかなり多いです。また、舞台設定の奥も深く、時々展開するシリアスな話も十分世界観にマッチしています。アニメ・映画も展開し、コミックとはまた違った魅力の作品となりました。中でも映画第二弾の「ビューティフルドリーマー」は今でも廃れない傑作だと思います。(あと、アニメのオリジナルでスタートした「メガネ」は千葉繫さんの出世キャラだと思います。)

このマンガ作品を選んだ理由

1つ目は自分が初めてコミックスを買った漫画であるという事です。当時小学生だった自分は親の許可を得て少年サンデーの定期購読をしてました。生意気ですね(笑)なので漫画歴はかなり長いんですが、その中でお気に入りだったうる星やつらのコミックスを最初に買った訳です。
2つ目は高橋留美子の出世作である事。このうる星やつらとめぞん一刻。この2作品で一気に高橋留美子の名声は高まったと思います。その後レジェンドクラスの漫画家さんになるので歴史的にも意義深い作品です。

作品がどんなふうに自分を構成しているか

当時の自分は今で言うところのコミュ障で、あんまり学校に馴染めていませんでした。そんな中、うる星やつらの世界と言うのは楽しい学校生活そのものでキラキラしたものに感じられました。自分にはドタバタあり、トラブル有りで、生徒同士(基本はあたる対誰か)の諍いなどのエピソードが非常にまぶしいものに映っていたのです。
今でも人間関係が得意になった訳では決してありませんが、人付き合いの明るい面(へのあこがれ)はうる星やつらの世界観が自分のベースになっているかもしれません。

余談 危うし少年サンデー

所謂”少年誌”と言う括りだと、中心となるのは少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデーの三誌が挙げられます。(強いて言えば少年チャンピオンを入れて四誌)
この三誌の発行部数が週刊少年ジャンプ 1,692,000、週刊少年マガジン 715,417、週刊少年サンデー 277,500(2019年1月~3月:日本雑誌協会サイト)です。
この数字を見ると全く3強ではない!(汗)自分もこの数字を見て、サンデーってここまで売れてないんだと愕然としました。(正しくは売れた数ではないけど。)まぁ、確かに今はコナンとアムロの雑誌だからなぁ‥。
とはいえ高橋留美子のホームは未だにサンデーですので、なんとか頑張って欲しいものですね。

追記 せっかくアルさんのコマを貼れる機能が紹介されてたのにうる星やつらの該当が無かった…。また、文中は敬称略です。

アーニャ、貼ってみました。

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