気になるスマホがついに発表された。/Sony Xperia Pro-I
こんにちは。
リューヤです。
さてさて、一週間くらい前からXperiaに関する情報がYouTubeで公開されました。
「Are You Ready For The Next Xperia?」というタイトルの動画です。
この動画を見て思ったのは、カメラに特化してる機種だなということです。
この動画の公開時点では、何がでるのかまた、どんな機種がでるのか?分からない状態でした。
カメラ特化型ということは既に発売されているXperia 1Ⅲよりも高機能なカメラになるだろうなと予想していました。
センサーサイズ 1㌅の世界。
新型Xperiaの広告をみてカメラ特化型は分かったが、どんなモノが出るのかは不明だった。
で、個人的に予想していたのが1㌅センサー搭載のXperiaだ。
1㌅センサー×スマホといえば、今年夏に発表、発売されたスマホAQUOS R6とライカ全面監修のLeitz Phone 1だ。
この2機種、製造はシャープ。カメラはライカが監修している。
1㌅センサーカメラ搭載スマホということでめちゃくちゃ話題になりました。
ライカレンズ搭載で1㌅センサー採用。レンズは19mm F1.9という仕様で単眼仕様だ。
ここ数年のトレンド、多眼とは裏腹に1㌅センサー採用の19mm F1.9ライカレンズを搭載している異色のスマホというわけだ。
そんなスマホもあり、Xperiaで1㌅センサーを採用したらどんなデザインになるのか、またどんな性能になるのか。
気になっていたのですが、昨夜Twitterにてリークされたのを知り、これはかなり面白いスマホだぞ。ということでこの記事を書いています。
Xperia Pro(今年発売)とは全く路線の違うXperia
まずはこの新型Xperia、名称はXperia Pro-I(エクスペリア プロ アイ)になります。
「Pro」という名が入っている通りハイエンドのXperiaになります。
昨年発表、今年発売されたXperia Proの後継機と言いたいところですが、スペックやスマホの概要を見るにXperia Proは全く趣旨の違うスマホになっているのかなと思います。
今回のXperia Pro-Iは前作のモデルとは路線が違うモデルです。
前作(Xperia Pro)は、Xperia 1ⅡをベースにプロフェッショナルモニターやHDMI外部入力などの機能を付けた、デジタルカメラのサポート機材ってのがXperia Proの位置付けでした。
しかし、今作のモデルはあくまでもスマートフォンとしてのProモデル≒最上位機種という位置付けになるかと思います。
その進化を裏付けるのが、圧倒的に進化したカメラ機能です。
高級コンデジをも凌駕する1㌅センサーとZeissレンズ
Xperia Pro-Iは、Xperiaそしてスマートフォンとしては史上最大の1㌅センサーを採用しています。
この1㌅センサーは、アウトカメラのメインレンズである24mmのレンズに採用されています。
そしてレンズにはXperia 1Ⅱから採用しているCarl Zeiss社製のレンズを採用しています。
Xperia Pro-Iでは、Xperiaとして初めてTessar T*レンズを採用しています。
このTessar T*レンズはCyber-shot RX0Ⅱで採用しているレンズと同じです。
しかも、このレンズはF2.0/F4.0と可変式になっています。RX0ⅡではF4で固定式でしたが、2段明るいF2を採用することでさらに明るくボケた映像/写真を撮ることができます。
このセンサーとレンズ構成は高級コンパクトデジカメ RX0Ⅱを凌駕する仕様です。
F2.0/F4.0という2つの絞りを採用することで明るい日中や暗い夜の中でも高画質に撮影することができます。
さらにこのメインレンズだけでなく、16mm,50mmレンズを採用しているので幅広い表現が可能です。
これはライカ監修スマホにはない魅力です。
この魅力的なレンズ構成にSonyの動画機能と静止画機能を組み合わせることによって色んな可能性を秘めています。
それを今日のトレンドでもある"VLOG"と手軽にSNS等に共有できるスマホを掛け合わせて提唱しているのがXperia Pro-Iというスマホです。
ライカ監修1㌅スマホではあくまでもスチルがメインで、動画はオプション機能のように思えます。
作例を見ても、あまり動画撮影では好感が持てません。
ですが、Xperiaは動画にも強いと評判です。つまり1㌅センサー採用スマホでありながら静止画も動画も高画質に撮れるということになります。
そして新たなVLOGCAMが誕生しそうな気がします。
VLOG×スマホ×1㌅センサー
こうした大型センサーと明るいレンズ構成で高画質でボケ感があり、まるでデジタルカメラで撮っているような映像を撮ることができます。
そしてそれをすぐにSNS等に共有することができるのでより簡単かつ手軽にVLOGすることができるというわけです。
この魅力を最大限生かすアクセサリーがあります。
それが小型の外部モニターとスマートフォンホルダーです。
特に外部モニターが画期的でUSB-Cケーブル一本で自撮り映像を確認できるので、画質のいいアウトカメラを最大限活用できるということです。
外部モニターにはUSB-C端子の他にプラグインパワー対応の3.5mmマイクジャックもあり、高音質での録画も可能です。
最近のスマホはカメラ機能が進化し、動画撮影でも多くの人が使うようになりました。しかし、進化するのはアウトカメラで自撮りするVlogeerには辛い事実があります。
それを払拭するかのように登場したのが自撮り専用の外部モニターというわけだ。
このモニター、3.5㌅HDモニターなので自撮りしている時もしっかりと確認できます。
カメラ機能を最大限発揮させるプロ仕様の撮影アプリ
スマートフォンといえばアプリが欠かせません。大型センサーを最大限生かすにはアプリも必須です。
写真撮影を本格的に。
写真撮影には『Photography Pro』というアプリがあります。
高速なAFと一眼カメラと同じ操作性をスマートフォンで実現しています。
保存形式は12bit RAWで保存可能。自分の好きな色味や静止画に編集して書き出すことでスマートフォン一台で撮影から共有まで済ますことができます。
動画撮影を本格的に。
そして動画撮影を本格的に行いたいという方に。
『Videography Pro』
動画撮影をより本格的にするアプリです。大型1㌅センサーと明るいレンズの性能を動画でも生かせるアプリです。
最大4K120p 10bit HDRでの収録が可能。4Kスローを実現し、高画質ながら滑らかな映像表現を可能にします。
また、10bit撮影にも対応しているため色情報豊かで高画質な映像が撮影できます。
また本体にはクリアな音声が収録可能なモノラルマイクを内蔵しており、ハイクオリティな動画撮影が可能です。
進化した動画AF機能。
Xperia Pro-Iでは、新たに動画撮影中のリアルタイムトラッキングAFに対応し、瞳AF並びにオブジェクトにも適応可能。
高画質かつ大型センサーと明るいレンズが動画撮影中でもしっかりAFしてくれます。
映画撮影を簡単に、高画質で。
『Videography Pro』とは別に『Cinematography Pro』という動画撮影アプリがあります。
こちらのアプリは、映画やMVなどの映像作品の撮影に特化したアプリです。
『Videography Pro』は日常のスナップムービーやVLOGなど、日常生活に特化した動画撮影アプリです。
『Cinematography Pro』は、最大4K120p 10bit HDRの収録に対応。
最大の魅力はSonyの映画撮影機材 CineAltaの技術をとことん詰め込み、本格的な映画やMV撮影を可能にすること。
『Videography Pro』とは違い、色味にもこだわることができるのが『Cinematography Pro』。
Sonyのフラッグシップシネマカメラ 『VENICE』のカラーを再現したフィルムルックでの撮影が出来ます。
コンデジを超える1㌅センサー採用とボケや暗所撮影にも最適なレンズとアプリがあることで日常での映像/写真はもちろん、本格的な作品制作まで行える性能を軽くて薄いスマートフォンの中に納めてあります。
充実したスマートフォン性能
本格的なカメラだけではスマホの意味がありません。そこで撮ってすぐに編集、即時に共有できるのがスマホです。
それを可能にするにはスマホ本体のスペックも重要です。
Xperia Pro-Iは、Xperia 1Ⅲという今年発売のハイエンドモデルをベースとしています。
なので、十分な処理性能を持っていると言えます。
SoCにはハイエンドなSnapdragon 888 5G Mobile platformを採用し、メモリ12GB,ストレージ512GBとハイエンドスマートフォンに相応しいスペックを持っています。
また、IPX5/IPX8の耐水性能とIP6Xの防塵性能を備えており過酷な環境下でも撮影が可能かです。(IP68準拠)
ディスプレイもハイエンド
スマートフォンに欠かせないものの一つにモニターがあります。
Xperia 1ⅢベースのXperia Pro-Iは、6.5㌅の4K 120Hz HDR対応OLEDシネマワイドディスプレイを搭載。
こちらもハイエンドスマートフォンと言える性能です。
また、クリエイター向けの色味にも設定できるので、正確な色で表示したい場合でも対応できます。
高級コンデジ並みの表現力を可能にしたハイエンドスマートフォン
大型センサー採用で高級コンデジでも採用されいるレンズを搭載することで高級コンデジ並みの撮影が可能です。
また、静止画のみならず動画/映像撮影においても高画質な撮影が可能です。
スマートフォンの撮影能力と1㌅センサーカメラでまだ見ぬ世界が期待できます。
スマートフォンとしても防水防塵、5G、おサイフケータイなど、日常生活には欠かせない機能もしっかり対応しておりメインスマホとして十分使うことができます。
まとめ
普段使いできるスマートフォンの中で、最もカメラに拘ったスマホですね。
高画質な1㌅センサーとレンズ、そしてそれを制御するアプリがよく出来ていて日常生活でもストレスフリーでコンデジ並みの撮影できるとなると欲しくなりますね。
また、動画にもしっかりこだわっているため、映像制作やVlog、YouTubeなどの撮影カメラとしても十分使えるんじゃないかなと思うとかなりおすすめできるスマホです。
4K120p 10bitにも対応し、コンデジよりも幅広い表現を可能にしているのも大きな魅力です。
個人的にもめちゃくちゃ注目している機種なので、時間かかってでも手に入れたい機種です。
Xperiaってやっぱり『好きをさらに好きにする』そんなスマホだなって思います。
スペック
Xperia Pro-I XQ-BE42
OS:Android 11
SoC:Qualcomm® Snapdragon™888 5G Mobile Platform
メモリ:12GB
ストレージ:512GB
ディスプレイ:約6.5インチ/有機EL 21:9ワイドディスプレイ/4K/HDR対応/120Hz駆動
カメラ
メインカメラ
16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2
24mm(広角):有効画素数約1220万画素/1.0型 Exmor RS CMOSセンサー/F値2.0・4.0
50mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.4
3D iToFセンサー
アプリ
『Photography Pro』
12bit RAW対応
『Videography Pro』
4K120p 10bit HDR対応
瞳AF及びオブジェクトトラッキングAF対応
『Cinematography Pro』
4K120p 10bit HLG対応
21:9による撮影も可能
サブカメラ
有効画素数約800万画素/F値2.0(フロント)
ワイヤレス
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:ver.5.2
NFC:対応
Felica:対応(おサイフケータイ)
インターフェース
USB-C
3.5mmヘッドフォンジャック(4極ピンサポート)
デュアルSIM:対応(DSDS,DSDV)
SIMカード:nanoSIM
セキュリティ:指紋認証センサー搭載
防水防塵性能
防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X)
バッテリー:4500mAh
カラー:フロストブラック
サイズ:約72mm×約166mm×約8.9mm (幅×高さ×厚さ)
重量:約211g
価格,発売日
発売日:2021年12月15日
価格:198,000円(税込)
予約購入可能。
Sony Store及び一部の家電量販店、ECサイトにて予約受付中。
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