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菅原千瑛プロのMリーグ1年目を振り返る

実は去年の5月25日にこのようなnoteを書きました。


その時はBEAST Japanextの参戦発表もなかった頃。
1年後にMリーガーとしての振り返りを書けるの少しエモいね。
僕自身が感じたことを嘘偽りなくありのまま書いています。
あくまで個人の感想や意見なので、こういう考えもあるくらいに思っていただければ幸いです。



トップを飾ったデビュー戦はチーム初トップ

9月22日の第2試合(BEAST Japanext4試合目)に菅原さんは登板した。
ここまでチームは3着、3着、4着と逆連帯に苦しんでいた。
この悪い流れに終止符を打ったのは菅原さんだった。
東1局、東2局で連続の満貫和了。東3局は1,000.2,000をツモり、リードを広げた。
オーラスは黒沢さんが松ヶ瀬さんから満貫をあがり終局。菅原さんは東場で稼いだリードを守りきりトップを獲得した。
個人初トップ、チーム初トップ、そして新規参戦選手初トップと栄誉ある記録を樹立した。

この試合のことは鮮明に覚えている。
インタビューで見せた笑顔は今もなお脳裏に焼き付いている。
そしてこの結果はファンとして誇らしかった。
Mリーグに参戦している以上、必ず結果は求められる。
特にオーディションを勝ってMリーガーの座を掴んだ選手には尚更求められる。
そして初陣で結果を残した。言葉では表せないほどの喜びだった。
僕はこの2023年9月22日を忘れることはないだろう。


語ったのは後の安全度と打点 三暗刻見逃し炎上(?)事件

X(Twitter)でもnoteでもこの件を炎上と扱われているので炎上と書きますが僕自身はさほどそうは思わないので小見出しには(?)をつけました。ご了承ください。
このnoteを読む人はMリーグを見ていると思いますが一応、状況をおさらいしましょう。

10月6日の第1試合
連荘なく迎えた南3局、点数状況は以下の通り

東家:勝又健志 27,800
南家:渋川難波 31,700
西家:菅原千瑛 14,300
北家:松本吉弘 26,200

着順アップを目指すならばある程度の打点が必要な菅原さん。

混一色になれば高打点が見えそうな手。

9巡目に5sをチーして打7s。
2sと白待ちですが2sは既に切られているので実質、和了牌は白のみ。
白、中、混一色の満貫聴牌を入れる。

そして次巡1sをツモ切り。三暗刻は見ずに確定満貫になるルートに決めた。

そして次巡に白をツモり満貫をあがった。
この打牌がコメント欄、X(Twitter)で荒れた。

この選択が荒れた理由は3つあると僕は思う。1つ目は白をツモり目に見えて三暗刻(跳満ツモ)を逃したこと、2つ目はこの満貫をあがったところですぐに着順は変わらないところ(跳満ツモなら着順アップ、オーラスの進行等も変わる)、3つ目はインタビューから受け取れるチグハグとした回答。

全てが重なりこの結果となった。
菅原さんの放送対局をたくさん見てきたがこのような体験は初めてだった。
Mリーグは注目度が段違いに高い。
このような事もいつかはあるだろうと頭では思っていても実際に起こると心が痛かった。
僕自身はこの打牌選択をあまり良いと思わなかったので余計にしんどかった。
X(Twitter)を見るのが億劫になった。
打牌批判を超えた菅原さんに対する誹謗中傷とも見られるポストをいくつか見たのが本当に辛かった。
だけどこれほどまでに反応があるのは注目されていることの裏返しだと無理やり自分を納得させた記憶が今振り返ると微かに思い出される。

オーラスの立ち回りとかも話したいけどそれはまたいつか。

X(Twitter)でクビ候補と言われ


” 間違いなくクビ候補だと思ってます ”
百歩譲ってタグ付け等一切せずにポストする分には問題ないと思います。そんな事まで取り締まってたらキリがありません。ただ本人に対して直接言うのは完全にアウトでしょう。
SNSきっかけの訴訟問題が何件も起きてきたこのご時世にこのような発言が許されないことだというのは分かるでしょう。

では今回の件、菅原さんの対応は果たしてこれが正解だったのでしょうか。
?を繰り返すこの文章。第一感ではこの反応はあまり良くないんじゃないかなと思いました。
少なからず、最後の「人間じゃないの?」は書く必要がないかなとは思います。
もちろんこの人間じゃないの?は人としてもう少し考えて発言してくださいという意味だと思うけど捨て台詞感が否めないです。


またX(Twitter)で、よくこのような意見が見られます。

「クビ候補と言われるのが嫌なら成績を残せ」

半分同意です。他のプロスポーツと同様、
Mリーグも勝負の世界です。
成績を残している者と残していない者の扱いは違います。
ですが死人に口なし否、敗者に口なしなのでしょうか?
プロなのだから何を言われても我慢しろと言うのは少し行き過ぎた考えだと思わざるを得ません。

8トップ10ラスの成績について

菅原さんのレギュラーシーズンの成績は
1着8回、2着2回、3着3回、4着10回となりました。
特筆すべき点は、やはりトップラスに特化しすぎているところ。
ラス10回は今期最多。正直この結果は予想できなかったです。
僕は菅原さんの麻雀を「門前主体の打点派で守備が強い。」と評価していました。
今も受ける印象はあまり変わらないですがかなり押すようになったなと思います。
FocusM(連盟のMリーグと同ルールで行われているリーグ戦、相違点は時間打ち切りの有無)でもそれは如実に感じています。
Mリーグはトップがかなり偉いルールなので来期も多くのトップ、そしてラスの回数を減らしたくさんのポイントをチームに持って帰ってくれる存在になってくれることを願っています。



あとがき

上手く言語化できなかったのが多く何度も書いては消し書いては消しを繰り返しました。
書きたいことがまだまだあるのでそれはまた加筆します。
ペン7mで追っかけリーチしたやつとか(伝われ)

いつも思っていることはひとつ。菅原さんの活躍を見られるのを楽しみにこれからも応援したいと思います。

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