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僕の音楽観は人の思いに肖っていかざるを得ない。

よくレッスンの時に生徒に、「好きなアーティストを教えてください」と言われる。

自分の音楽観や思想に興味を持ってくれるのは凄く嬉しい。
僕は立場上教える立場にあるから生徒のためになるなら自分が感じたりしている事は出来るだけ出していきたいと考えている。

ただ、教え続けるためには自分も学びを欠かさないでいる必要もある。

毎日、音について考えてドラムについて学べる事を探したり、、
自分なりにやっている。

それをやっていると自分だけで学ぶということにも少しづつ限界が出てくる事もある。

だから、

僕自身も生徒と同じように学び続けていけるように、

生徒(特に若い世代)に好きな曲やアーティストを聞いていくことを意識している。

これには意図がいくつかある。
まず一つはその年代の流行が目に見えた形で分かりやすいという事。
もう一つ、これは特に若い世代の人達に対してなのだが
その人の聞いてる音楽からその世代の価値観や傾向が明確になりやすい。という事。

もちろん僕の生徒に対してだけ行っている事なので確実に
「この世代はこうだった!」
「今の若い世代の子はこういう考え方なのか!」とすべてが当てはまるわけではないと思うけど、

自分なりに学びを得られる種はしっかり土に植えて水をやろう。という意識だ。


音楽はその時代を色濃く反映させていたりすることも多いから
今、どの年代の子がどういう音楽に興味がありどういう考えを持っているの
かは知れると面白いなという個人的な考えがある。

そうすると

80年代の音楽が好きだという人。
00年代のギターロックが好きだという人。
今のJ-Popを良く聞いているという人。。

ほんとに様々いる。


20前後の子たちでも古い曲を愛している人もいる。

僕がこれらから改めて感じることは

音楽に世代は関係ない。そしてそこには良い悪いも存在しない。

という事だ。

それをすごく勉強させてもらっている。
徹底的に人に学ぶ、人に教えてもらうということはどれだけ大事かここ最近のレッスンで感じている。


こういう思いや感覚を忘れずに向き合っていこうと改めて思った今日でした。

人の価値や感性を自分の人生に落とし込む。

これからの僕の音楽人生、僕の音楽観は人の思いに肖っていかざるを得ないのかもしれない。


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