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人が記憶できるパーセンテージ

YouTube の生放送や、LINE にて

・単語の覚えが悪いのは歳のせい?と落ち込んでしまう
・問題集を沢山やっているのに、単語や文法が覚えられない
・何回も聞いても、見ても覚えられない単語がある

などの「単語や文法が覚えられない」というお悩みを話してくれる方が多くいます。

今回は
①:人が記憶できるパーセンテージ
②:記憶力と年齢は関係がある?
③:単語やフレーズだけを覚えようとしても、すぐに忘れてしまうのは当たり前
④:記憶力を高めるためにできること
に分けて、記憶力と英語学習についてお話ししていきます。
頑張っているあなたが、これからも楽しく英語学習を続けていくヒントになれば嬉しいです✨

①:人が記憶できるパーセンテージ

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人は

・他の人から聞いたことの5%
・読んだことの10%
・読んで、さらに聞いたことの20%
・見たことの30%
・話したことの50%
・実行したことの70%
・他の人に教えたことの90%

のことを記憶できると言われています。
よく
「何かを勉強しているときには、その内容を他の人に伝えると良い」
「他の人と教えあいながら勉強すると、記憶に定着しやすい」
と言われているのは、このためです💡

例えばドラマや映画を観ていて、英会話のレッスンを受けていて「使えるようになりたいな」と思った単語やフレーズがあれば、

・覚えたい単語やフレーズを、自分でも声に出して読む
・どんなシーンで使うことができるのかと、その単語やフレーズを使った例文を調べる
・実際の英会話で使ってみる

ということまで実践してみると、単語やフレーズが記憶に定着しやすくなります✨

②:記憶力と年齢は関係がある?

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結論からお話しすると、記憶力と年齢には関係ないという研究結果が出ています✨

アメリカのある大学で、年齢と記憶力の関係を調べるために、18歳~22歳と、60~74歳の人に単語のリストを覚えてもらうテストをしました。
テストをする前に、「年を取ると記憶力が衰えるかどうかを調べたい」と伝えると、18歳~22歳の人の正答率が48%だったのに対し、60~74歳の正答率は29%しかありませんでした。
しかし、「言語能力を調べたい」と伝えて同じテストをしてもらうと、18歳~22歳の正答率は49%だったのに対し、60~74歳の正答率は50%にまで伸びたのです。

この研究結果からも「年を取ると記憶力が衰える」という思い込みが、物事を記憶する邪魔になっているということが分かります。
僕自身も、45歳になる1年間で英語を猛勉強して、英語の力を身に付けました。
「年を取ると記憶力が悪くなるから、英語を身に付けたくても無理だ…」
と思っている方がいれば、その思い込みを捨てて、英語を身に付けて挑戦したいこと・できるようになりたいことを考えながら、前向きな気持ちで学習に励んで欲しいと思います💡

③:単語やフレーズだけを覚えようとしても、すぐに忘れてしまうのは当たり前

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「何回単語帳を見ても、覚えられない単語がある」
「最近覚えたはずなのに、いざ使う場面になると単語が出てこない」
ということを感じたことはありませんか?

僕達は、複数の情報を組み合わせて色々なことを覚えています。
例えば思い出がある場所を再び訪れたときには、
「前回ここに来たときは◎月くらいで、友達の△△さんと◇?を見るためにここに来たんだったなぁ。
このあたりのカフェで○○を食べて、☆△の話で盛り上がったっけ。」
というように、
・いつ頃
・誰と
・どんなことをした
などの情報まで覚えていることが多いですよね💡

英単語やフレーズを覚えたいという場合でも、複数の情報を組み合わせると記憶に定着しやすくなります。

・long に「すごく~したい」という意味があることを知ったから、◇〇さんとの会話で使ってみたら、しっかり伝わって話が盛り上がった。
・試験のために一生懸命勉強している☆★さんに「頑張って/応援してるよ」と伝えたくて cheer up を使って頑張ってと言ってみたら、「頑張っている人を応援するときには cheer on を使って、元気がない人を励ましたいときに cheer up を使うんだよ」と教えてくれた。

など、覚えたい単語やフレーズを積極的にアウトプットしてみることで、単語帳を眺めているだけのときよりも、すぐに使うことができる知識として記憶に残りやすくなるのです✨

「きちんと伝わればよいけれど、間違えたら恥ずかしいな…」
と感じる気持ちもあると思いますが、失敗したことも記憶として残ることで単語やフレーズの正しい使い方を理解することに役立ちます。
「恥ずかしい」
「失敗したらどうしよう」
と思う気持ちを取り除いていくのは大変ですが、
「使い方を間違えた!次は間違えないように復習しておこう」
と感じたり、
「きちんと相手に伝わった!これからもこの単語や文法を積極的に使おう」
と達成感を味わったりすることで単語やフレーズの知識を増やしていくことができるので、無理のない範囲でアウトプットに挑戦していきましょう🍀

④:記憶力を高めるためにできること

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最後に、記憶力を高めるためにできることをお話しします💡
普段生活している中で、記憶力を大幅に下げてしまうものだあります。
それは…

ストレス睡眠不足

です。

ストレスを多く抱えているときには、気分が落ち込みがちになってしまってなかなか英語学習に集中できません。
睡眠不足の日が続いているときも、何となく体の調子がよくないな…と感じたり、頭がぼーっとするな…と思うことがありますよね。
ストレスと睡眠不足は、英語学習に大きな影響を与えてしまいます💦
そのため、ストレスをため込まないようにすること、しっかり睡眠をとることが学習したことを記憶するために重要です💡

また、好奇心を持って英語学習をすることも、単語やフレーズを記憶したり、英語の知識を広げたりすることに繋がります📝
好奇心や、何かを楽しもうとする前向きな気持ちは、記憶力にプラスに作用します。
何か1つのことを続けていると大変なこと、落ち込んでしまうようなことも多くありますが、学習を楽しむ前向きな気持ちと、好奇心を大切にしながら英語学習に取り組んで欲しいです🍀

まとめ

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
今回は、記憶力と英語学習の関係についてお話ししました。

・年を取ると記憶力が衰えるという思い込みが、記憶力に大きな影響を与えている
・1回で英単語やフレーズを覚えることができないのは当たり前
・単語やフレーズの意味を理解するためには、実際に使ってみることが大切
・ストレスと睡眠不足は、記憶力にマイナスの影響を与える
・好奇心を持つこと、楽しみながら学習をすることは、記憶力にプラスの影響を与える

ということを、英語学習に役立てていただければ幸いです🍀


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