衣笠竜屯

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映像演技メモ2

演劇と映像の舞台の違い演劇 ・演劇は四角や円形の舞台。 ・観客はそれぞれが別の場所から別の部分を見ている。 ・観客は肉眼で見ているので距離感は人の感覚のまま 映像 ・映像はカメラから扇形の範囲が写る。 ・すべての観客がカメラを通して同じ位置から同じものを見ている。立ち位置が非常に重要になる。 ・レンズでは人間の目と距離感が異なる。肉眼で撮影現場を見ると不自然だが、画面上では自然に見えることも多い。観客からどのように見えているかの感覚を磨く必要がある。 綱渡り綱渡りごっ

    • 映像演技メモ1

      演技とはなんだろう? まず、役者である人がいる。 この人が、演技をして、役(キャラクター)を作る。 キャラクターは、物語の中でそれぞれの動機で動き、物語を織り上げてゆく。 つまり、演技も物語を作る道具の一つなんだ 良い演技とは?演技の目的から考えよう。 演技をして作り上げるのはキャラクターだ。 キャラクター達が絡み合って物語を作る。 この物語が真実(事実ではない。観客の心に真実だと感じられること)と感じられたとき、物語は機能する。 それを作るキャラクターは真実だと感じられ

      • 8/24に新作の本が発売されました

        『映画編集の教科書 プロが教えるポストプロダクション』 衣笠竜屯 全国書店で販売中です。 『映画制作の教科書』『映画編集の教科書』に続くシリーズ3作目。   今回は映画映像の仕組みを制作者しが気づかない目から鱗の部分まで載せました。   もちろん初心者向けです。中学・高校生が文化祭などで短編映画を作る事になった時、企画・脚本から完成や上映まで面倒みるシリーズです。   1時間で読めて10年役に立つ本を目指してます。   Amazonや各サイトでレビューなどいただけたら嬉しゅう

        • 自己紹介

          衣笠竜屯と申します。映画作ったり本を出したりしてます。 『魔法世界』 『バニーカクタスは喋らない』 『シナモンの最初の魔法』 『クラブのジャック 〜やすらぎの銃弾』 『神戸 〜都市が囁く夢〜』 『あはらまどかの静かな怒り』 など、いくつかは配信で観られます。 本は 『映画制作の教科書』 『映画脚本の教科書』 『映画編集の教科書』 (メイツ出版) 全国書店で販売中です

        映像演技メモ2