三条会商店街(京都)
こんにちは。今回は京都府京都市にある三条会商店街についての記事です。
概要
京都を代表する老舗商店街で、堀川三条〜千本三条の東西800mに及ぶアーケード街が衣食住をカバーする老舗から新店舗までバラエティ豊かなお店が並んでいます。祇園祭発祥の八阪神社又旅社もあります。季節によって様々なイベントが商店街ぐるみで開催される、まさに地域一体型の商店街となっています。
歴史
この商店街は大正3年に油小路〜大宮間の72店舗で発足しました。その頃は、京都の中心地であった室町付近から三条大宮にかけて家が立ち並び、三条大宮より西は田畑も多く、夜になれば遠くの嵐山や太秦の灯が見えたそうです。そして、農作物を運んでくる人や馬力、人力車の通行量が増えていくにしたがって、大正時代から昭和初期にかけて、地域の発展に伴いしょうてんが増えていきました。昭和38年には全国商店・商店街コンクールに第1席、通産大臣賞を受賞しています。昭和39年には初代のアーケードが建設され、昭和54年に2代目のアーケードが建設され、当時の最新技術がふんだんに取り入れられたアーケードが現在でも商店街に設置されています。
スポット紹介
商店街には現在180店舗ほどのお店があるみたいです。
アイスメロンパンが美味しかった!ブラザーベーカリー三条店
ブラザーベーカリーさんは2014年に三条会商店街に新規オープンしました。ジャンル問わず、様々な種類のパンを楽しむことができます。その中でも、アイスメロンパンは、メロンパンの間にバニラ味のソフトクリームが入った一品で、暑い夏には嬉しい商品です!しかも安い!
ちょっと休憩!三条大宮公園
三条大宮公園はアーケードに隣接している遊具もある公園です。日陰もあるので、商店街めぐりで疲れた時には、座ってひと休みしてみるのもいいですね。商店街の近くに公園があるパターンは結構あるのですが、このようにアーケードのすぐ近くに公演があるのは珍しいかもしれません。
八阪神社(又旅社)
商店街の中には祇園祭の発祥の地とも言われている素戔嗚尊を祭神とした八坂神社の境外末社があります。祇園祭の時期が近づくと、アーケードに提灯が吊るされるのが、その歴史を物語っています。
舟田視点の観察
商店街のアーケードは比較的高いです(建物の2〜3階ほどの高さ)。そのため、広い空間を作ることができているように感じます。また、道幅は千本通側は広く、自転車も両方向に走行してもゆったりとするくらい道幅はあるのですが、堀川通にいくにつれて、だんだん狭くなっていきます。
アーケードでは、スピーカーから放送がされていて、商店街内にあるお店の情報発信や、三条会の歌?(商店街のテーマソング)が流れていました。商店街のテーマソングがあるのは珍しいのではないでしょうか。また、一般的なチェーン店のスーパーマーケットも入っています(個人的に、元からあった店舗と競争になりそうなので、チェーン店が入っているのは珍しいのではないかと思いました)
いかがでしたでしょうか?
三条会商店街は恋するフォーチュンクッキーの動画もあげていて、地域の人と一体型の商店街のように感じました!気になる人はぜひ動画を調べてみてください。