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平和通り商店街(沖縄県)

今回は、沖縄県那覇市にある平和通り商店街についての記事です。
有名な観光地である国際通りに隣接しているアーケード街で国際通り側は観光客向けのお土産を扱うお店が多いですが、奥に行けばいくほど地域に根ざした商品を扱っているお店が増えていきます。

歴史について

戦後の闇市から商店街へと発展
平和通りは、戦後露店が集まって商店街になったという歴史があります。沖縄戦後、米軍によって当時の那覇の中心地が接収されてしまいます。しかし、産業復興を名目として壺屋地区の窯業業者たちが入市しました。続々と周辺地域の職人達の入市が認められ始め、職人の関係者や親族縁者が入市し始めることにより、壺屋から牧志にかけての地域に闇市が自然発生的に広がったことが、この地域に商店街が密集している理由であると考えます。「平和通り」という名称は公募によって決められたそうなのですが、それ以前にも通りの国際通り側の入り口付近に「平和館」という映画館があったことから平和通りとすでに呼ばれていたそうです。

巡ったお店紹介

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レトロな隠れ家的カフェ「喫茶スワン」
平和通りのサンライズなは側にあるレトロな喫茶店です。昔から使われているネオンの看板を目印に2階へ上がると、そこにはタイムスリップしたような古き懐かしいようなカフェの雰囲気が漂っています。ドリンクだけではなく、食事も取ることができるので、ゆっくり休憩をしたい時にはオススメです。

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名物猫店長のいるタオルのお店「嘉数商会」
平和通りとサンライズなはの合流地点にある老店の「嘉数商会」には沖縄で一番有名な猫店長みーちゃんがいます!(写真はみーちゃんではありません)みーちゃんの他にもたくさんの猫がいて、とても人懐っこいです。お店では猫のイラストがプリントされたキャンパスバッグやタオルも販売されているので、お土産にオススメです。

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沖縄料理が楽しめる食堂「花笠食堂」
様々な種類の沖縄料理が楽しめる場所といえばここ「花笠食堂」!平和通りのちょうど中間あたりにあるお店です。ボリューム満点の沖縄料理の定食が楽しめることで有名で、水の代わりに花笠食堂オリジナルのアイスティーが出てきます。沖縄ではこのアイスティーはコンビニでもパックで購入することができます。私も中学生の頃はよく花笠食堂のアイスティーを好んで買っていました。

舟田目線でのおすすめポイント

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平和通りでの舟田目線でのおすすめポイントは、吊るされている看板いくつかの商店街の合流地点です。

平和通りを上を見ながら歩いていると、所々で吊るすタイプの宣伝広告を募集している看板をよく目にします。いまではどの看板も広告募集になっているのですが、一昔前、たくさんの地元住民が商店街にあふれていたことには、きっと使用されていたのだと想像するとワクワクします。

また平和通りにはいくつかの商店街と合流するポイントがいくつかあります。サンライズなは、桜坂通り、市場中央通り、むつみ橋通りなど、別の商店街に隣接していることが多いです。その日の気分に応じて商店街をハシゴすることができるのが、平和通りの魅力だと思います(自論)。


まだまだ語りきれない!ということで、また気が向いたら続編として、別視点での平和通りについて紹介していけたらいいと思います。


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