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凍るサマー(自主制作)の裏話

半年ぶりの動画制作となった今作。その裏側やいかに。


きっかけ

マイクラをやるdiscord鯖でPVSF(みんなでPV作って観ようフェス)というのに誘われたのが最初かもしれないしそうじゃないかもしれない。とりあえず動画を作るきっかけとしては十分だった。

計画

音楽探しから始まったがこれはかなり迷った。Guianoさんの数年前(死んでしまったのだろうか)あたりの曲から選ぼうと思っていたが、ミュージック、地球は青いあたりで迷っていたが、ラスサビの盛り上がりや夏が好きという理由で凍るサマーに決定した。


とりあえず曲に合う雰囲気のロケ地探しから始まるわけだが、これはとりあえず神奈川県の根岸周辺の工業地帯や海をメインとすることにした。

埼玉県に住んでいるのに神奈川に憧れるのは必然とも言える。東京も飽きてきたり嫌なことがあったり二子玉川

ただ、一人でひたすら撮影するというのはなかなか勇気がいるし虚無感に襲われるものである。

そこで最近新しいカメラを買ったカメラ部の仲間に声をかけようかと思ったが、やはり新しくカメラを買った人はみな金欠になるのは必然なようで、遠出は無理との返答を頂いた。

ここでryutoが出した答えは、最近よく関わっている雪原てとら氏にDMで声をかけてみようと思った。
正直ここで反応がなかったらぼっちで行こうかなと考える程度の期待度(すごいお方なので)だったが、返答は、まさかのOKだった。
正直めっちゃテンション上がったよね

そこからの話し合いは、撮影スタイルが似ているのもあってスムーズに進んだ。埼玉県にはまずない場所をgoogle mapsのリストにまとめていってそれをたどるようなルートで当日は行くことになった。

機材

当日の機材はこんなかんじ

  • 写真部から借りたα6400(性能良くて軽い)

  • 写真部から借りたTAMRON 28-75mm f2.8 Di III(画質が多分良くて明るく撮れてボケるレンズ?)

  • 写真部から借りたSIGMA 16mm f1.4 DC DN Contemporary(広く撮れて明るくて画質いい)

  • Zhiyun Crane 2(映像をめっちゃ滑らかにできる魔法の杖)

  • とかいう借り物とちょっとの私物で構成されたカメラバック

撮影の日

信用できないweathernewsの天気は雨を示していたが、普通に晴れた。

ちなみにカメラの色が薄い理由はlogで撮ってるからです(logはググってください)

集合場所は磯子駅で、金銭面には多少の余裕があったので、北総と都営、京急を乗り継いで、屛風ヶ浦駅からバスで磯子駅に向かうという圧倒的オタクルートで磯子駅に行った。

屏風浦駅。泉岳寺で快特、上大岡で普通に乗り換えて降りた。
磯子駅のバス。撮る写真によくバスが写る理由は、バスオタへ成分を供給するためである。
根岸線だね。そうだね。


集合場所は磯子駅としていたが、途中での変更だったため、しっかり伝えきれておらず、根岸駅にいるというハプニングもあったが、とりあえず合流することができた。

最初の撮影場所へはバスで向かう予定だったが、本数が歩いたほうが早いレベルだったのでてとらさんの提案で歩くことにした

歩いたところ(イメージ)

ほしいカメラの話やてとらさんの知り合いはみんなSonyを買おうとしないこと、使ってるNDフィルターとスマホの割れてるところが同じ話など、話題が途切れることはなかった。

歩きました
着きました
ここで撮ったやつ。じつは設定ミスってるけどこのときには気づいてない
いい感じの光と木です。
歩きです(迫真)
市バスだね。あの人が喜びそうだね。
バスのカットの奥で撮った数少ないジンバルのカット
階調が飛んでカラグレ失敗したカット(後述)
釣りをしているようです
来た道を戻っている途中に撮ったカット

ここでどっかのツイートをふと思い出して話題にしました。

logだとWBやらかしやすいからLutがなんとかかんとか

ここでWBをやらかしていることに気が付きました!



うわー


気を取り直してWBをこのタイミングで太陽光に設定しました。

ここも歩きです!
サムネイルのところ。南浦和と東京都でめっちゃ見てる電車がこんなところまで来るのはかなりギャップが有る


インスタのストーリーより


高低差がえぐくてジンバルをカメラバッグに入れて運んでた自分はここらへんで肩とふくらはぎがやばくなってました
本牧山頂公園から

このあとは近くのイオンで昼飯です

Cinemascopeイオン

料金前払式のお店でした

おいしいね

ここで数十分休憩しました。(筋肉が休みたいと言っている)
20-60の話とかいろいろしてました

ここから横浜本牧駅までバスで移動して駅でもちょっと撮りました

横浜本牧駅
まともにボケをつかった写真


南本牧はま道路の下の道を歩いてめっちゃエモい感じの踏切とかとりながら歩いてますね

使用停止の踏切がいい感じ
いまここらへんのどこか


クソデカ無編集オシャシン

南本牧大橋まで歩いて南本牧埠頭まできました

草。

辺り一面コンテナとクソデカ倉庫と港で、片側2車線道路が完備されてるのに、車どころか人もまばらなここは、かなり異質に感じました。

とても異質な場所

人生でまたここに来ることはあるのかと考えながら、きた道を引き返します。

大橋を戻ればバスが走っているのですが、15時の終バスは行ってしまったので、横浜本牧駅までまた歩きます。

そこからはバスを乗り継いで、横浜港シンボルタワーを目指そうと思ったのですが、まさかの営業終了。

ぴえん

しょうがなかったので、手前でちょっと撮って、引き返しました。

手前で撮ったやつ
やっぱスマホきれい
市バスだね②

そのあとは、ギリギリ夕焼けかマジックアワーを撮れるかというところで、元町・中華街の山下通り?あたりを目指しました。

まさかの本人と聖地巡礼となった
めっちゃ風強かったです(未公開カット)

とりあえず大さん橋を目指します

スマホの空のグラデーションに感動しつつ
最後のカット
大サンバsい ブレブレカット
かっけー

ここですべての撮影が終わり、てとらさんとは横浜駅でお別れでした。


数年ぶりのグリーン車課金(Apple Payでは初)
その後
えぐい!!!!!!!!!!!


映像解説、反省

まずは撮影時の反省

初めて一日を通してlog撮影をしたのですが、その特性上、露出補正を+1.7にしなくちゃいけないほか、モニターの色がとても薄いのでWB(ホワイトバランス)をやらかしやすいです。

実際私もWBをやらかしてしまい、しかも露出補正を+2.0(カメラが明るさを測れる限界)にしてしまい、一部の素材の色が極端に青くなっているのを治すことができませんでした。

次に全体の素材の配置について

ジンバルを使ったカット以外は、基本的にFix(手持ちで固定)の構図でやっています。これだけだと緩急をつけるのは難しいので、ラスサビでカットを極限まで短くしてどんどん次のカットにつなげるようにしました。(←これがかなり時間かかったし、コンマ秒単位の調整なので本当にきつかった。)

アスペクト比はシネマスコープも検討していましたが、花譜ちゃんの世界観を自分も作りたくなったので正方形にしました。

また、映像は歌詞との関連性は殆どありません笑

タイムライン

カラーについては

、クレジットにもあったとおり、知り合いに色々教えてもらいました。

基本的な流れは1つの素材をハイライト、シャドウ、色温度や露出を適正値に戻して(カラーコレクション)、それをスチルで保存し、自分なりの世界観を作ります(カラーグレーディング)

今回は素材で色が変わりすぎてて気づかなかったと思いますが、この作品は、夏っぽさを表現するために、寒色系にちょっと振っています
SIGMA fp界隈ではこれをパウダーブルーというらしいです

カラーページ
カラーページ(WBを間違えたやつ)

テキストについては、まともに有料フォントを入れたりはしていないので、強調したい漢字は源ノ角ゴシックHeavy、それ以外は游明朝を使っています。
また、コストカットのため、ラスサビや2番ではテキストを使いまわしています 環境に優しいリサイクルをしています。

文字とか


次のことについて少しだけ話しておきます。

1年以上欲しいと思い続けてきたカメラをついに買う話をしたいと思います(まだ買ってないけど)

とりあえず、ノリと勢いだけで書き殴った微妙に長い文章を最後まで読んでくれてありがとうございました。
みんなも実写界隈へGO!

追記 交通費

吉川美南から東松戸 220円
水 110円
東松戸から屏風ヶ浦 1310円
横浜市バス1日乗車券 600円
横浜から赤羽のグリーン券 580円
Toppo 154円
横浜から吉川美南 1100円

合計 4074円

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