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日常写真用のプリセットを試作したので配布します & 解説します

はじめましてこんにちはこんばんは
フォトグラファーのクロカワです

以前、空と海がいい感じになるプリセットを試しに作って配布しまして。

まぁまぁいい感じかなぁと作ったときには思ってたんですが、ちょっと濃い目といいますか、やり過ぎ感がありました。
(時間が経つと見方が変わるあるあるですね)
特に空と海、ちょっと色いじり過ぎたなぁと…

空の青と海の青、色相を変えすぎましたね

さてさて、今回は日常用のプリセットを作ろう!ということで試作1号のお話です。記事の最後にDLリンク貼っておきます。
(例のごとくCapture Oneのスタイルとなっています。Lr派ごめん)

プリセットの方向性としては以下の通り
・色を変えすぎない
・明るさを変えすぎない
・やや暖色より、ウォームトーンな画作り
・彩度はやや高め
・コントラストはやや強め
・どんな写真でも合う汎用性の高さ

無理難題を詰め込みました。笑

どんな写真にも合い「いい感じにしてくれる」という意味ではFUJIFILMのフィルムシミュレーションに近いかもしれません。
アレもわりと万能ですよねぇ。

では早速プリセットの味付けを見ていきましょう
(横写真 : 上がビフォー、下がアフター)
(縦写真 : 左がビフォー、右がアフター)

空の青は色相を変えすぎないようにしました
海の青もベースの色味を強調する程度に
ややビンテージ感のある暖色系に
人物の肌も優しい扱いです
黄色はほんのりオレンジ寄り
人肌のシャドウ部のオレンジの出方はこだわりました
ややバキッとした画作りです
海外の写真を意識した色づくりなのでこういう絵にはハマります
赤をややオレンジ寄りにするのが好きです
都市景観も少し温かみが出ます

とまぁ、全体の方向性は感じでもらえたのではないでしょうか
次にカラーチェッカーのデータで具体的に見ていきましょう

まず上段の黒〜白のグラデーションで解説。
コントラストはやんわり強めにしてます。
特にハイライト側、白はパキッとでる階調です。

そして階調ごとの色づくり。
黒ではやや寒色より、グレーでグリーンを少し。
中間色は赤〜イエローを強めて暖色に寄せてます。
ハイライトで少し寒色に。

RGB、輝度、レッド、グリーン、ブルーそれぞれいじってます

この階調コントロールと階調ごとの色の寄せ方はトーンカーブだけで作っています。RGBのトーンカーブでコントラストを、レッド・グリーン・ブルーのトーンカーブで階調ごとの色の寄せ方を、カラーチェッカーで確認しながら作っていきました。

次に各色の色づくり。
これはカラーエディターで行います。
カラーチェッカーの各色を拾いながら細かく設定しています。

青系はややグリーン寄せ
赤系はほんのりオレンジ寄せ
黄色系は少しだけオレンジ寄せ
グリーンはブルーに寄せつつ彩度控えめ
肌色付近は人物の写真みながらコントロール

とまぁざっくりこんな感じ。
あとはクラリティとかは少しいじる程度。
基本的には
・トーンカーブ : 階調(コントラスト)のコントロール
・トーンカーブ : 階調ごとの色の寄せ方を調整
・カラーエディタ : 色個別の色相・彩度調整
という形です。

とりあえずまだ試作なので、この先使いながら調整はいるかなーと。
ちゃんと完成形が見えたらバリエーション作ってサクッと販売してもいいかなと思いつつ、こういう「色を変える」プリセットはあまり普段使ってきてないので、チャレンジということで。
色を変えないプリセットは以前作ってましたが…)

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