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胎動

こんにちは、フォトグラファーのクロカワです。
この記事を書いているのが2023年の12月27日。
記事のサムネイルの写真はいまさっき撮った今日の景色。
年末っぽく、そしてこの有料マガジンのタイトルである「写真と生活」らしく、生活感のある日記のようなものも書いておこうとキーボードをパチパチしてます。

ここ1年くらい、写真を広く見ようと心がけていました。
受託の撮影のお仕事ばかりをずっとやっていたのもあって、視野がね、狭くなっていたんですよ。
写真ってなんだっけ、写真活動ってなんだっけ。
写真を取り巻く商圏ってどんなものがあるんだっけ。
そんなことをモヤモヤと。
そしてコツコツと実験も。

人って無意識のうちに、言葉と事象を決めつけてしまうんです。
もちろんその内容は人それぞれで。
僕で言えば、「ポートレート = 顔の写った人物写真」だとか「写真のジャンル = ポートレート、風景、都市景観、静物etc..」とか、決めつけが発生してました。
ポートレートで顔が写らなくたっていいし、写真のジャンルだって無限にあるし既存のジャンル分けに含まれない写真だってある。
本当、無意識なんですよ、A=Bみたいになってしまう。
こと写真なんて個々の美学の話なので、正解はないし、撮れるものは無限にある。視覚的に見えるものすべてが撮影できるものでしょうし、それは人間の目で見えるモノに限らないわけです。

そして、フォトグラファー業というか、「写真で生活を営む」という視点でいえば受託のお仕事が全てでもない。
写真で生活をする方法は無限にある。

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