いよいよ明日初日!大相撲夏場所レビュー
自分から言うことは少ないですが、僕、相撲が好きなんですよ。
小学生のころから見始めて、高校、大学の時に(時間が合わないので)見なくなり、卒業後に再び興味を持ちはじめました。
野球賭博、八百長事件によって、大相撲の人気が急落した時期もありました。
そのころから比べると、今の大相撲はとても面白いです。
個性、人気、実力が揃った力士たちが上位に集結し、毎日見ごたえある取組を見ることが出来ます。
一度も相撲を見たことがない、という方も、今の大相撲を見れば、きっと熱中するに違いありません。
今回は、明日初日を迎える、夏場所(五月場所)の予想、見どころ紹介をしていきたいと思います。
夏場所(五月場所)について
初日:5月8日
千秋楽(最終日):5月22日
会場:両国 国技館
夏場所(五月場所)の見どころ
先場所は、横綱・白鵬が、かねてより目標としていた36回目の優勝を果たした。
しかし、その相撲内容は、これまでの圧倒的な横綱相撲ではなく、かち上げ、張り手を多用する荒々しいものであったため、「白鵬の力が衰えてきた」とする見方も。
しかしながら、今場所の優勝候補筆頭も、白鵬。
まだまだ、他の力士との差は大きい。
先場所後半のように、血気盛んな相撲を見せるのだろうか。
ここ一年、気持ちが抜けている相撲が時折あるのが心配。
白鵬に続くのは、横綱・日馬富士、大関・稀勢の里。
日馬富士は、白鵬を一蹴できる強さを持ちながら、下位力士にも取りこぼしが多く、安定しない。
それに加え、もはや満身創痍の状態。
ただ、乱戦になれば優勝の芽は出てくる。
稀勢の里は先場所13勝を挙げ、今場所の結果次第では、横綱昇進もあるらしい。
確かに安定感はあるが、いまひとつ突き抜けられないのがもどかしい。
せめて、琴奨菊のように横綱を全員破って優勝してくれれば文句はないのだが、、、
他の横綱、大関陣には、初場所の琴奨菊レベルの確変が起こらない限り優勝は望めない。
三役、幕内上位陣は、非常に豪華。連日の好取組が期待できる。
注目は、関脇・琴勇輝と、前頭二枚目・正代。
先場所の琴勇輝は、重くよく伸びる突っ張りを武器に、次々と横綱、大関を倒し、12勝を挙げて関脇に昇進した。
先場所のかなり良いイメージがあるので、今場所も2ケタ勝利を挙げると予想している。
負け越し知らずのまま番付を駆け上がってきた正代は、今場所が上位初挑戦。
日本人のホープとして期待されているが、今場所の活躍は厳しそう。
小さくまとまらずに、思い切りぶつかっていってほしい。
それ以外では、前頭七枚目・大砂嵐と、前頭九枚目・蒼国来に期待。
初日・注目の取り組み
逸ノ城ー照ノ富士
重量級モンゴル人同士の一番。
これまでの対戦では、お互いにがっぷり組み合う力相撲で沸かせてきた。
しかし、照ノ富士は両ひざを怪我しているため、初日から長い相撲は避けたいところ。
琴奨菊ー正代
正代は、とにかく雰囲気にのまれないことが大事。
琴奨菊の左差し(左腕を相手の右脇下に差し込むこと)が決まれば、正代に為すすべはないだろう。
それではまた明日。
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