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ホリディ・イン

昨日は東劇に行ってみました。
『ホリディ・イン』
松竹ブロードウェイシネマ。
ブロードウェイの劇場の様子を映画館で観るというもの。

435席ある東劇に、お客さん私入れて3人。

そんなに人気ないもんかね。ミュージカル好きにも色々あります。基本は推しを観るという形がほとんどなので、ミュージカル自体を好きだという人はなかなかいないのかもしれないですね。

内容はもう、お馴染みって感じでした。ミュージカルでも古典といいますか、お決まりがたくさんあります。

作品紹介を見たら、フレッド・アステアとかが出てた映画の舞台化とのこと。昔のミュージカル映画は明るくないので、何とも言えませんが、もうアメリカをアメリカで煮しめたような作品でした。ストーリーとか、展開が急すぎて、ちょっと雑だなぁなんて思う間もなく、踊って歌います。踊って歌い、ごまかします。

映像で少し観たことがあるけど、アステアのタップとか心地良すぎるもんな。今度ちゃんと映画も観てみよう。

この作品に関しては飛び抜けた人はいなかったけど、歌と踊りのレベルはさすがブロードウェイ。音楽が鳴ってない場面でも、細かい動きや声の高さ、タイミングはもうミュージカルの「それ」なのです。「それ」って説明出来ないな。。何と言うか、心地よい間というか。なんというか。

「それ」が好きなんです。落語にもあると思うし、歌舞伎にも、お芝居にも、HIPHOPにも、コントにも、色々な「それ」

なんか難しいことになりそうなので、ここでやめよ。


元は1942年の映画「スイング・ホテル(邦題)」

劇場のお客さんの笑い声も入っているので、とても良い。笑いのツボが日本と全然違うので、観るときのガイドラインになる。


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