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セルフケア、ちゃんとしてますか?

こんにちは。

タロウです。

今回は身体のセルフケアの重要性について書いていきます。
私が身体のセルフケアを始めたきっかけは、個人的についてもらっている山中トレーナーに最初に見てもらった時に『トレーニングどうこうよりもまず身体の状態が悪すぎる』と指摘を受けたからです。
山さんにいちばん最初に指導されたのはトレーニングではなく身体のセルフケアでした。笑
お恥ずかしい話ですが、それまではセルフケアする習慣が無かったのです。

そんなこんなでセルフケアをする習慣がついてからたくさんのメリットが見えてきたのでこの経験をシェアしたいと思って今回書く事にしました。

トレーニングは一生懸命やっているけど身体のセルフケアは全くしていない昔の私のような学生アスリート諸君、これを読んで身体のケアを始めてください!

セルフケアで起こるメリット

私が考えるセルフケアを習慣的に行うことによって得られるメリットは大きく分けて2つです。

○柔軟性の向上

○疲労回復

『当たり前やないかい!』と思う2つかもしれませんがそれがなぜ重要なのか細かく説明していきたいと思います。

○柔軟性の向上

正しく筋膜リリースやストレッチを行うことで柔軟性が獲得できます。

身体の正常な可動域を獲得できていない選手にとって、適切な柔軟性の獲得は”怪我の予防””パフォーマンスの向上”に繋がります。

運動時の身体は動かしたい部位と固定したい部位があるのですが、この動かしたい部位が十分に動いてくれないと固定したい部位が代償して動いてしまう事があります。

それによって発症しやすい最も代表的なものが”腰痛”です。股関節や胸椎などの柔軟性が足りないせいで腰が動きを代償してしまいます。結果腰痛に...

僕は大学時代から腰痛に悩まされてきたのですが身体の柔軟性を獲得したおかげですっかり腰痛がなくなりました。

また、適切な可動域を獲得することで正しいアライメントで筋発揮を行うことができるのでパフォーマンスが上がることがあります。

個人的な例でいくと、お尻周り(特に外旋六筋)をほぐして柔軟性を出したことでスクワット中に深くしゃがんでも骨盤を正しい位置に置くことができ、挙上重量がかなり上がりました。

十分に柔軟性が足りていないという選手はぜひお試しください。

ただし最近Twitter界でも話題になっていましたが、怪我を防ぐため、パフォーマンスを上げるためにはただストレッチをして緩めるだけでは効果が得られません。(僕は山さんから教えてもらいました)
獲得した可動域での筋発揮があって初めて効果を発揮します。

セルフケアで十分な可動域を出すことと同時にその可動域を使ってのトレーニングも入れていきましょう。個人的にはなるべく大きい可動域でのウェイトトレーニングが好きです。

*トレーニングの直前に筋を緩めすぎるのは良くないので、あくまでも習慣的なセルフケアで柔軟性を出すことが大切です。(トレーニング前に過度に張っているところをポイントでほぐすのはやったほうがいい)

○疲労回復

セルフケアを行うことで疲労回復が早まることは当たり前だと思います。(適切な食事と睡眠の方が優先順位は上)

では疲労回復が早まるとどんないいことが起こるのか。
それは”練習の量と質の確保””身体の状態の把握”であると私は考えます。

まずは練習の量と質の確保について。
一流選手というのはやはり練習量が違います。そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが本当に違うんです。笑
自分がヘロヘロで動けないような練習をした後でもみんなが知っているあの選手たちはケロっとした顔で練習しています。そしてその質ももちろん高い。
そんな彼らに勝つにはどうしたらいいか。
少しでも身体をフレッシュな状態に持っていくしかありません。
身体が悲鳴を上げている状態で根性だけで練習しても怪我するのがオチです。地道かもしれませんが、『身体を回復させて、少し量と質を上げて...』というように少しづつ上げていくのがベストです。
日々のセルフケアのおかげもあってか最近では周りから練習しすぎと言われるぐらい身体が強くなりました。

そして身体の状態の把握について。
日常的に身体を自分でケアしている人なら気付くと思うのですが、ケアをする度に自分の身体の状態を事細かに理解できるようになってきます。これによって練習の強度やメニューを適切に設定できるようになるでしょう。
ただし、ここでポイントなのがセルフケアであるという点です。
いつでもケアを受けられる環境にあって、トレーナーもその選手の身体の状態を常に把握している状態であればそこまで問題はないと思いますが、多くの選手はそうではないと思います。やはり、何事も受動的になってしまうと深い理解が得られません。自分でやりましょう。個人的にはトレーナーによるマッサージやストレッチなどの受動的なケアは最低限自分でケアしている人が受けるべきだと考えています。もちろん知識を広げるために専門家にやってもらうというのも大切なのですが、自分で行っていないと深い対話もできないので自分の身体への理解を最低限得るためにもセルフケアをオススメします。

最後に

今回書いたセルフケアについても、以前書いたように↓継続しないと効果が出ません。
ただし多くの選手が疎かにしている部分ではあるので、逆に継続さえすればチャンスになります。騙されたと思って試してみる価値はありますよ!

私は個人的にフォームローラーや小さめの硬いボールなどを使ってポイントポイントをほぐしてからストレッチというのを日々のルーティーンにしています。最近では鎖骨周りや肩甲骨周辺のほぐしを重点的に行っています。(上半身がゴリゴリに固まりやすい。笑)

是非皆さんもオリジナルのセルフケアルーティンを作ってみてください!

では、また次回!

(最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも面白いと感じていただけた方はスキ、リツイート、いいねをお願いします。🙇‍♂️)

追記:いつも記事を書くときはわざと具体的なメニューを書かないようにしているのですが、もし需要があればコメントください。

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