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恐れるなかれ!!これだけ読めば誰でもできる薬機法コピーライティングのキモとコツを無料公開!更に、薬事広告リスクの真実についても解説します。

こんにちには

副業でライティング業務をするにあたって、薬機法知識があると差別化が図られるため、勉強する方も多いと思います。

私自身も”あったらいいな”の製薬会社に務め、薬事広告監視を担っていました。
・医薬品
・医薬部外品
・化粧品
・医療機器
・雑貨

について、幅広く経験した中でお伝えすることができます。

内容は、何回も講習するほど難しいものでありません。授業料も不要です。
この1ページで概略はバッチリ理解できます。ポイントは3つ

『広告監視の理由(法規制)の一言概念』
『広告の定義』
『それぞれの表現できる範囲』
これだけです。

『広告監視の理由(法規制)の一言概念』




・薬機法
 医療、薬の取扱に関する法律です。医薬品~医療機器が対象。
 特徴として、法の性格は全て基本禁止が前提です。
 しかし資格・能力がある人に例外的に行為を認める。といった形式です。
 ”○○しちゃだめ”の羅列ではありません。

 薬事広告において抑える一言ポイントは
 ”身体の機能、構造。機能に作用する効果が認められているか”どうか。

具体的なNG例
・期待される効能効果の範囲を超えたり、全く異なる内容の表現。
・効果が実証されていないのに、効果があるかのような表現。


・景品表示法
 商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って過大な期待を抱かせ、景品類の提供促進を図る行為を防ぐ法律です。
 詳しいことは調べてもらえばわかりますが、他と比べて断然良いものだ!と不当に表現することを制限する法律です。(不当じゃない範囲ならOK)
 
景表法は不当に得た利益分を鑑みた罰金があるのが特徴です。記念すべき初回の例は、三菱自動車の燃費偽装問題でした。

薬機法側からも規制されているのですが、罰則がありませんでした。しかし2021年薬機法改正により、薬機法面でも罰則が設けられました。2021年8月以降は両法律からの罰則が掛かるようになります。

『広告の定義』




広告3要件といわれ、3つの要素を満たす文書は広告となります。

・顧客を誘引する(購入意欲を昂進させる)意図が明確。
・特定の商品名が明らか。
・一般人が認知できる状態であること。

内容的には当たり前です。広告とは商品を買ってもらう為の情報提供です。広告自体が悪ではなく、広告内で事実範囲を超えた不当な表現が規制対象となります。

『それぞれの表現できる範囲』




具体的に表現できる範囲に目安があります。それは覚える程に難しいものではなく、それぞれの定義に合った範囲の表現というだけの話です。

・医薬品:対象の病気・症状を改善するもの
・医薬部外品:症状を”予防”するもの。
・化粧品:表面的・物理的に作用、美化するもの。(内部に作用しない)
・医療機器:区分内の役割そのもの
・雑貨:作用や効果は表現できない。

これだけです。具体的な事例を見ることで理解が深まります。

医薬品から医療機器までは、対応した作用、効能を表現できます。これはひとえに、検証した根拠(エビデンス)があるからです。

 じゃあ、雑貨でもエビデンスがあれば、効果を表現して良いのでしょうか?答えは『エビデンスがあるなら、それは雑貨ではない可能性が高い』です。
 こうなると、無許可で医療機器を販売しているという別の角度の法律違反の可能性が発生しますので注意が必要です。

テクニックがあれば難しいことは考える必要なし!

 それぞれの立ち位置を把握することで、適切なコピー作成が可能となりますが、もっと”お作法的”なテクニックがあり、それを使えば、難しいことはあまり考えなくても大丈夫です。

そのテクニックとは、
『主語+述語』の関係を整えるです。


国語の問題です。
広告とはデザインなどの全体像も含んだものですが、結局は国語レベルのことなのです。これさえわかれば真当なコピーが作れるし、逆にギリギリを攻めた広告を作成することも可能になります。

・主語:○○は
・述語:○○である

常にこれを意識するだけです。
述語の部分が薬機法、景表法との駆け引きをする部分になりますが、逆説的に主語を別、曖昧にすることで、述語で過激な表現に挑戦することができる可能性が高まります。


 アンチを考えると、明らかに〇〇に見える!と言われても、それはあくまで主観だ!というロジックを作れるわけです。

ただし、主語:製品名、述語:効能外 の文章や関係性の高い広告を作ってしまうと、それは明らかな証拠となってしまうので避けるべきでしょう。

広告業界の真実

 ヘルスケア産業には大手から中小、ベンチャー様々な会社が挑戦しています。各企業が広告を発出する場合、上記の規制面からの対応、テクニックは全く同じです。(第三者のセミナー、勉強会では、受講料を払えばこれらについてしっかり教えてくれるでしょう。)

 しかし、各企業におけるリスクヘッジの中で決定的に違うのは各社の置かれた社会的立ち位置です。そのことについて、第三者セミナーや勉強会は何も教えてくれません。理由は簡単。部外者だからです。

 ここからは大手製薬メーカーにいたからこそ知り得る、業界内の仕組みについてお話します。これを知ることで、ご自身の薬事コピーの精度をより高めるきっかけに必ずなると思います。

 イマイチ面白みのないコピーばかりが頭に浮かんでしまう…それはひとえに凝り固まった法律視点のみのリスクヘッジ感覚のせいです。

 薬事広告リスクの真実を知ることは、あなたの現在の薬事リスクバランスセンスを再調整するのに役立つ情報となるでしょう。よろしければ有料部分を購入頂ますようお願いします。

薬事広告のリスクはそれぞれ違う

有料記事を購入いただき、誠にありがとうございます。
購入頂いたからには、業界真実を公開したいと思います。

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