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複業の原点=分人

複業を初めて6年目に入る「りゅーた(龍太)」は、子供の頃から国語が嫌いで、コラムを書くことに対して、モチベーションを上げることがなかなかできない自分。でも、モチベーションを上げる方法を知っているので大丈夫!そうそう、モチベーションは、実はコントロールできるんです!

と書きつつ、今回の第2回目のテーマは『#複業の原点』。
複業の「ふ」の字もなかったころの昔話………。日本の会社では、今でもそんなにメジャーになっていないキャリアを考える時間……2014年にはキャリアコーチングをマイクロソフトではやっていた!

1人1つの職業って誰が決めた?(サイボウズ式)

2014/09/28 ryuta Carrier Plan(文章中盤)

ここに書かれているキャリアプラン。キャリアコンサルタントの味岡さんから、「やりたいことひとつじゃないじゃないの?」という言葉がきっかけだ。今まで、やりたいことは、今の会社の仕事の延長線上にある1つのやりたいこと。自分の父親の背中を見て育った自分の固定概念に「ガツン!」とやられたことを思い出す。

やりたいことって、どこにあるのだろうか。与えられて仕事をしてきたバブル期以降の昭和の企業人には、なかなか考えられないことだ。それを考えるために、当時を振り返ってみる……。記憶にある幼稚園、小中学時代までさかのぼって、過去に自分が楽しかったことを思い出す……。「幼児期時代、レゴをゼロから作るのがめちゃ楽しかった!」、「中学時代、グループでの立体凧づくり…自分のアイデアを受け入れて、一緒に創作活動をしてくれた仲間がいて、うれしかった!」とか……。そして、現実へ……。なんとなく興味があり、少しアクションをしている自分の観察。「土曜日に経営情報学会の部会に参加しているのはなぜだろうか?」、「何が面白くてマイクロソフトの農業クラブで活動をしているのか?」など、いろんなことを書き出した!とても、ビジョンとはとても言えない言語化、55歳ころのやっていたいCarrier Planの5つがそれだ!

5つのやりたいこと≠ 複業

しかし、5つが出たからと言って、マイクロソフト時代に複業ができていたわけではない。あまり関係のないところにあった。そして、ご縁でサイボウズへの転職の機会……。お金が理想に足りなかったため、サイボウズ以外にもう一社同時転職。スタートは、複業ではなくお金の収入のための副業だ。そこで起きたことは、本業のサイボウズにマイクロソフトで培ったスキルは必要なく、社内で居場所がなかった環境。そんな時、そこに5つのやりたいことを当てはめた自分がいた!そして、2015年、NKアグリという農業法人の社員に!

私とは何か 「個人」から「分人」へ:平野 啓一郎 著

2016年12月15日 西村創一郎さんに初めて会った。複数のやりたいことを複業でやっている「りゅーた」をみて、西村さんはこう言った。「個人は個人ではないんですよ。そもそも人間は分人なんです」と……。それぞれの分人の先にあるそれぞれの振る舞いや役割と仕事……「複業の原点=分人」……腹に落ちた!

Hiroyuki "Pinky" Arai さんも語った!=「分人」


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