投資家みたいに生きろ

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投資家って何をかんがえているのかなと思い、手に取った。

リスク・リターンの考え方のほか、消費・浪費の違いについての考え方などは特に興味深く読み進めた。

また、「定点観測」や「数字を絶対視しない」という点は職業投資家でない自分でも実践できることが多く、noteを始めたのもこの本を読んだことがきっかけになった。
「流行りのものはとりあえず試す」というのは自分にとって大事にしたい心掛けのひとつになった。

本書内にレポート(アンケート調査)の結果を取り上げている箇所がある。
投資教育を受けた経験を受けたことがない人が全体7割で、さらにそのうちの7割が投資などに関する知識を得たいと思わないという内容である。
節約は美徳の割に、投資はそうではないらしい。
そういう意味では経済学部で(割と)きっちり勉強した自分はラッキーである。

自分は今年、株式投資と投資信託を始めた。
始める以前との違いで明らかなことは
「何が流行っているか(儲かっているか)」、
「社会に足りなさそうなことはないか」
という視点が加わったことである。
これが投資家的な思考というならば、
自分は皆に「身につけるべき思考」として
共有したいと感じた。

最後に自分の読書後の感想のひとつとして、
上記の調査結果を踏まえれば、
金融教育はビジネスとして成り立つかもしれないと思った。

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