今週のみなとニュース

昨年10月から、週に1回のペースで「みなとニュース」というA4サイズの片面1枚のニュースを作り、「しんぶん赤旗日曜版」に折り込んだり、街で配ったりしています。

今週から、noteにも少しアレンジして掲載します。というより、ペーパー版は今後は隔週にしますが、noteには毎週書いていきます。もっとも「みなと隆介の生い立ち」は、ペーパー版を読んでくださっている方のために2週間に一度の掲載にしますけどね。

「みなとニュースは」
✔みなと隆介の近況
✔みなと隆介の視点
✔みなと隆介の生い立ち
の3つのテーマで掲載しています。
今週は「みなと隆介の視点」はお休みです。

<みなと隆介の近況>スクエアステップって?

 7月2日は「スクエアステップ」という運動の講習を受けてきました。

 現在、病院やクリニックを運営する組織で働いているのですが、その会員さんはじめ地域の方の健康づくりをサポートする職に携わっています。
 オンライン体操、モルック、太極拳など体を動かすサークル、絵手紙や手芸など物を作るサークル、健康に関する知識やマイナンバーの問題点を学習する会など、会員さんと職員で力を合わせて実践しているのですが、そのコンテンツの1つが「スクエアステップ」なのです。
 横100cm×縦250cmのマットに25cm角のマス目の線が引かれており、そこに順にステップを踏んでいきます。これがなかなかに難しい!体力だけでなく記憶力や、マス目に確実に足を入れる認知力も問われるため、ご年配の方の体力・認知機能の維持に効果あり。成人の生活習慣病予防や子どもさんの身体機能発達にも効果があるとか。
 
 遊び心があって、段階的に難しくなるので達成感を得られ、継続性が期待できるという説明がなされていました。体験した結果、確かにそうだなぁ、と。一度、会員さんとともにチャレンジしようと思います。
 

<みなとりゅうすけの生い立ち>目的は明確ですか?

 2021年4月、㈱エイチ・ツー・オー商業開発の企画室長に任命されました。経営企画、予算管理、広報、親会社折衝等を担当する部署です。約10年間、会社全体を視野に入れながら計画を立てたり役員へ意見をあげていく仕事をしていたのでポジションに戸惑うことはなかったのですが、私は人に頼むということが苦手でしたので、自分のせいで全体が滞らないよう、各部との調整に必死でした。
 
 その際、十分できたとは言えませんが、常に意識していたことは「なんのためにこれをやるのか、目的は何か」について明確に伝える、コミュニケーションを取ることです。手段と目的を取り違えることはあってはなりませんし、愛読書である『失敗の本質』では「目的の曖昧な作戦は必ず失敗する」と記してあり、まさにそうだなと思いながら仕事をしていました。
 
 (noteのみ、以下を追加)
 ちなみに『失敗の本質』は何度も何度も繰り返し読んでいます。その割になかなか内容を覚えず実践できていないのが悲しいところですが、「目的の曖昧な作戦は必ず失敗する」「目的を誤りなく伝えるためのコミュニケーションを大事にする」「過剰適応し、自己革新のできない組織は滅びる」、大意ですが、この3点は強く印象に残っています。

 加えて、旧日本軍の「察し」に文化でどれだけ多くの方が犠牲になったことかと、これも何度読み返しても情けなく思うのです。インパール作戦のくだりとか本当に酷いのです。「顔色で察してほしかった」と。そんな雑なコミュニケーションの挙句、さらに多くの人が死ぬわけです。

ちなみに、物事はただ伝えたらいいというわけでもないことにも、私は拘ってきました。物の言い方、表現の1つで、受け取り手の思いはがらっと変わります。お話ししながら「あ、これは誤解されそう」と思ったら途中で表現をあえて言い直すことも厭わない、というスタンスでやってきました。

今後も、こういったことには拘りながら生きていきたいな、と思っています。

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