キングダム映画3 運命の炎

公開されてから時間が経ちましたが
最近「キングダム 運命の炎」を観てきましたので
感想をまとめます。

※ネタバレも含みますのでご注意ください


キングダムの3部作目となった運命の炎。
原作と若干ストーリーの組み立てが違うものの
ほぼ原作通りに映画化されており、僕はとてもよかったです。

現時点(2023/9/2)で67巻まで発売されており、
今回の映画で16巻あたりまで進んだと思われます。

このペースだと映画も何部作まで制作されるのか気になります。


今回の見どころは何といっても山崎賢人さん演じる主人公の信
ではなく、
吉沢亮さん演じる秦の始皇帝となる嬴政と
杏さん演じる闇商人の紫夏
の話でしょう。


「痛みも何も感じない、こんな自分は王になれない」
という嬴政に対して紫夏が寄り添い、
嬴政が人間らしさを取り戻すさまはマンガそのもので圧巻でした。

原作では紫夏の仲間に男性2人いて
2人とも紫夏に惚れているからこそ命をかけて守る姿がとても印象的だったので、なんとか描いてほしかったですが
本作では亜門という一人だけが登場しており、
浅利陽介さんが演じていました。


紫夏の話の後は馬陽戦ということで
秦の敵国である趙との戦いです。
趙の将軍たちも魅力的な俳優がキャスティングされています。

万極:山田裕貴さん
趙荘:山本耕史さん
馮忌:片岡愛之助さん

さらに今回はちらっとしか登場しませんでしたが、
李牧: 小栗旬さん
龐煖:吉川晃司さん

などなど。


「この映画でこのキャラ倒されるから今後出ないんですけど、こんな有名な俳優をそのキャラにするのか!」
と、後々の映画のキャスティングが心配になるぐらいの豪華さです。


今回のキングダム運命の炎は主人公の信の活躍というより、
周りのキャラクターの活躍が目立つ映画でしたが、僕は好きです。

それに、実は僕は「このキャラはこの俳優さんっぽくないじゃないか?」と
思うこともあったのですが、
映画を観ていると吸い込まれていて、
まさにマンガで見ていたキャラクターだと何度も感じました。


キングダムの原作が好きな人もきっと映画が好きになる
そんな今回のキングダム運命の炎でした。

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