2020年06月05日の購入⇒【旬を楽しむ梅しごと】

旬を楽しむ梅しごと
家の光協会 2018年4月1日第1刷発行 2019年6月10日第3刷発行
山田奈美

本を買う手段が、私が学生だった数十年前と比べて格段に増えていますよね。
昔は本を買うには書店に行くのが主流でした。基本的に書店以外で本を買うことは無かったと思います。でしたので、読書大好き少年だった私は、本屋さんに連れて行ってもらえるのは、旅行よりも嬉しい外出でした。

書店ってわくわくしますよね?
欲しい本を手に取って、お会計を済ませて、帰るまでの時間で好きなだけ棚にささっている本を眺める。この眺める時間が至福なんですよね。ほしい本があるわけじゃないし、今日買って帰るわけでもないけど、背表紙のタイトルを読んで、どんな内容なんだろう?って想いを馳せる。気になる本は手に取って、パラパラと眺めてみる。

そんなわけで、今日購入した本もそんなパラパラからの出会いでした。
山田奈美さん(やまだ なみ で読み方あってるかな?)の「旬を楽しむ梅しごと」という、この時期に気になる「梅」について色々なレシピが書かれた一冊です。
そうです。
ミステリーでも、SFでも、ファンタジーでも、サスペンスでも、エンタメでもない、レシピ本です!
小説だけじゃなく、こんな本を好きなのです。
レシピ本って、読むだけでワクワクしませんか?綺麗な、おいしそうな料理の写真が並んでいて、作り方が詳細に書かれているので作れなくても作った気になってしまうのです。
そんなレシピ本ですが、これは有りそうで無かった「梅」に特化したレシピ本。今の時代、ネットで調べればレシピを知ることはできるし、完成写真も見れますけど、私は手元に本を置いて料理をしたい人なので、こうした何かに特化したレシピ本はありがたいのです。

この本の素晴らしいところは、山田さんのレシピが書かれているところなのです。
ネットの情報だと、オーソドックスなレシピが書かれていることが多いのですが、この本は山田さんが実際に自分で作っているレシピが書かれています。
例えば、私も毎年作っている「梅酒」について調べると「ホワイトリカー」という焼酎を使うように書かれているサイトは多いと思います。たしかにホワイトリカーを使うと、初めてでも間違いなく美味しい梅酒が作れるくらいに定番です。ホワイトリカーに限らず焼酎を使う梅酒は間違いない味なので、私も2種類の片方は「キンミヤ」という焼酎を使って作ってます。
そこで山田さんの梅酒です。梅は完熟梅、砂糖は黒糖、焼酎は黒糖焼酎を使って作るとのこと。
ほほー。
試したことのない組み合わせ!
今年は作ってしまったので、来年はチャレンジしてみようかな。

お酒を飲めない方にも、基本の「梅干し」から「青梅のはちみつ漬け」という魅惑的な料理まで、梅の使い方に関してはこの本があれば問題なさそうです。
梅干しも試してみたいなぁ。作ったことないんですよね。

この本は、純粋に「梅」っていう素材に対してどのようなレシピがあるのか知りたかったというのが購入に至るきっかけですね。梅って身近な食材じゃないですか。お弁当の梅干しはお馴染みだし、カリカリ梅なんておやつ感覚で食べられるモノもある。梅酒は自分で作れるくらいにお手軽だし、ジャムやゼリーなんかも甘酸っぱくて美味しいデザートですよね。
そんな梅なんですけど、自分で梅を買ってきて何かを作るってのは、梅酒くらいしかなかったのです。身近に感じていながら、梅をもらったとしても梅酒くらいしか作れない自分に気が付きました。
そんなわけで、梅を使ったレシピってどんなものがあるのかな?って興味で購入に至りました。
写真も綺麗ですし、トラブルに対する処置なんかも書いてあって、私には十分以上の内容です。
今年は梅酒を作っちゃいましたが、もし余裕があれば梅干しとはちみつ梅はトライしてみたいです。

そんなこんなで、今日は購入した本の紹介でした。
今回はレシピ本だったので、さっくりと内容も紹介できましたが、今後も購入した本を紹介していこうかなと思います。本の内容紹介ではなく、買った本の紹介ですね。買うときの気持ちとか、購入に至った考え方って、人それぞれでおもしろいと思うんですよね。
今後も気になって買った本を紹介していこうと思いますので、こちらもよろしくお願いします。

サポートを頂けるような記事ではありませんが、もし、仮に、頂けるのであれば、新しい本を購入し、全力で感想文を書くので、よろしければ…