自己分析・他者分析と振り返り(前編)

こんにちは、岩哲(がんてつ)です。

日々仕事やプライベートなどの活動の中で行動をしていると、自己分析や振り返りを上達していきたいなと感じることがあります。
今回は前編・後編に分けて自己分析・他者分析と長期・短期の振り返りの話について、今回は麻和実さんにお聞きしていこうと思います。

自己分析について


自分の状態を定義・分類していく

(岩哲)
麻和実さん、自己分析と振り返りを中心にお聞きしたいと考えています。

日々行動をしている中で、より改善するスピードをあげるためにも上手な自己分析や振り返りをできる様になりたいと考えており、お聞きしたいです。

(麻和実さん)
分析も長期の振り返りに関してもですが、フィーリングでどちらもやれてしまうものです。例えば「今月どうだったかな」とか振り返る時にはある種の、「私の状態はこうである」という風に定義付けをするようなラベルを張る感じなんですよね。 

そして状態というのは、結構曖昧です。例えば、今日は晴れなのか曇りなのかという時に、天気予報だと雲がある領域の90パーセント以上占めてると曇りなど一応気象情報的な定義としてありますが、私達の感覚として、「あ、今日は晴れているな」や「今日はちょっと曇りかな」というのはフィーリングで決めてる感覚のようなものです。そのお天気と同じように、 私達の気分も例えば1ヶ月振り返った時に「この週調子悪かったな」とか逆に「この週調子よかったな」というのを、単純に数字で測れないところがあります。例えば、営業などで「体調不良だけど、なんとか1日の予定をキャンセルをださずにこなせたぞ」という時もあれば、「予定件数は達成したけれどイライラしっぱなしで、メンタル的によろしくなかったな」とかもあります。

短期の振り返り、長期の振り返りもですが、どこかで私の状態はこうであったという風に決めなきゃいけないところがあり、分類の様な分析の1つにカテゴライズをするというのがあります。例えば、おみくじの様に大吉、小吉みたいな形で、その日の調子を結果論で見てすごく調子良かった、すごく悪かったを5段階や10段階評価の様に分類していく様なことができます。その中で、何かの線引きをしていくというのをフィーリングでやると、その分析をしてる日の影響も当然受けます。

ネガティブな日にやるとネガティブをいっぱいピックアップするし、調子いいとなんて素晴らしい1日だったのか、という風になるので、分類慣れができてきたら、次はそれをしようとしてる自分の状態のチェックが最初に入る様になります。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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