見出し画像

Song of the 2021年6月

6月が終わっちゃった。

先月いちばん心に残った曲を発表したいとおもいます。


これ。


Elton Johnの「Can You Feel The Love Tonight」。邦題、「愛を感じて」。

1994年のディズニーアニメ映画「ライオン・キング」の劇中歌としてあまりにも有名なこの曲なんですが、僕はディズニーは抜け落ちてる部分が多いので、正直認識していませんでした。「ライオンキング」もまともに観たことない。ディズニーってマスの象徴みたいな感じで、10代~20代前半くらいの僕にとっては仮想敵みたいな扱いだったわけです。それが20年くらい経ってめちゃくちゃ心を動かされている。


きっかけは子供の寝かしつけ用に何気なく追加したこれ。

8曲目に収録されています。(ちなみにこのオルゴールベスト、めちゃくちゃ効きます。自分も何度も夢の中に誘われてしまった。)

んで、このソングリストのなかだと、子供が好きな「アナ雪」と「アラジン」、あとは定番の「小さな世界」「星に願いを」くらいしかちゃんと知らなかったんですけど(なんか聞いたことあるなー、て曲はあった)、通勤電車の中、仕事中など妙に脳内再生されて耳に残って離れないメロディがあることに気づいた。それが「Can You Feel the Love Tonight」だったわけです。

Youtubeで原曲探してちゃんと聴いてみたら、Elton Jonhの半端ないメロディメイカーぶりにびびってしまった。なんて良い曲なんだ。改めて「Your Song」や「Candle in the Wind」あたりの代表曲もチェックしてみたらそりゃあもう凄まじいわけで。


Eltonなんてまったく世代じゃないし、90年代にオルタナ街道を突き進んでフジロックでモッシュするか酒飲んで踊ってた自分のような人間にとっては、仮想敵までは行かないまでも「コンサバなシンガー」「俺には縁がない人」「特に聴こうとも思わない」というような印象しかなかったんですよね。

それがこの有様だ。


年をとって丸くなったということだと思うが「ポピュラーなコンテンツの良さ」というものを実感する瞬間が多くなった。支持され続けるモノ/人にはやっぱり理由がある。


こういう気持ちになること、別に悪いことじゃない気がするね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?