#ふぇのたすカムバック！ヤマモトショウWORKSのベスト10曲を選んでみた

2022年7月14日 01:45

ふぇ、！！ふぇのたすカムバックだああああ！

2010ねん代中頃、僕の大好きだったバンドと言えばふぇのたす。10周年記念で期間限定復活、ライヴにミニアルバム！というわけでめちゃくちゃ嬉しいのですが、嬉しいついでにこんな企画をやります。

ふぇのたすで作詞作曲＆ギターを担当していたバンドのブレインであり、現在も作詞家・作曲家として活躍するヤマモトショウ。

ふぇのたすはもちろんのこと、寺嶋由芙、ナンバタタン、タルトタタン、大森靖子、KIRIMIちゃん、DJみそしるとMCごはん、フィロソフィーのダンス、chay、MINT mate box、虹のコンキスタドール、ばってん少女隊、ukka、fishbowl、FRUITS ZIPPERなど、アイドルグループや女性アーティストを中心に「世界でいちばんかわいい曲」たちを提供してきたヤマモトショウ氏のお仕事より(僕が考える)BEST of BESTをご紹介。これは以前からなんとなーくうっすら考えてきた企画なんだけど、ふぇのたす復活の報をきいてネタが急浮上してきた次第。

実は以前に似たような紹介もやっとるんだけど、改めて10曲に絞ってカウントダウン形式で発表したいとおもいます。では。

#10. ふぇのたす - おばけになっても

2014ねんリリースの2ndミニアルバム「胸キュン'14」収録。解散後にTik Tokでブレイクしているらしいと聞いて、そういうこともあるんだ！と驚いた。5ねんぐらいあとでもいきなり売れるって現象は面白いな。たくさんの女の子たちが反応したのも納得のかわいさ。でもちょっと予言めいていて。

#9. ふぇのたす - スピーカーボーイ

2013ねんリリースのデビューミニアルバム「2013ねん、なつ」の収録曲にしてリード曲。この曲でふぇのたすを知りました。きっかけは忘れた。基本的に洋楽リスナーでありながら潜在的にかわいいもの好きだった自分は、でんぱ組.incとか大好きになっちゃった同時期にふぇのたすにもハマったのです。後年よりあざとさが際立っているMVですが、この曲の歌詞は政治への皮肉らしいです。びっくりしたけど、歌詞読むと、たしかに！

#8 .FRUITS ZIPPER - わたしの一番かわいいところ

世界でいちばんかわいい曲を書く人による、わたしの一番かわいいところを主張しまくる最高のアイドルポップソング。きゃりーぱみゅぱみゅが所属するASOBI SYSTEMが「2022ねん、はる」にデビューさせた新アイドルグループですが、とにかく売り方がうまい。ファンのニーズを完璧に掬いとって色んなアプローチしているので、参考になる。個人的には2013ねん頃を思い出して、めちゃくちゃエモい気分になります。

#7. fishbowl - 熱波

静岡県出身のヤマモトショウ氏がサウンドプロデュースしているのが静岡のローカルアイドルグループ、fishbowl。2021ねんデビュー。去年も今年も個人的年間ベスト系に楽曲をがんがんランクインさせておりますが、とにかく曲が良いに尽きるし「熱波」は今年最強の夏ソング。Negiccoみたいに全国区になっちゃって欲しい。もうなんつうか「あの子顔が良い」レベルに曲が良い（語彙放棄）。

#6. söpö - kisstokyo

これはちゃんとクレジットされていないのですが、ですよね？most kawaii band from tokyoです。「2019ねん、なつ」にこの「kisstokyo」を公開したっきり何の音沙汰もない謎のグループです。なんなん？好きすぎる。

#5. ふぇのたす - 東京おしゃれタウン

2013ねんリリースのデビューミニアルバム「2013ねん、なつ」の収録曲。ひたすら東京のおしゃれな街を述べ続ける曲なんだけど、あたまン中こびりついてて離れないです。ざっくりランキング組んだときは10位くらいだったんだけど、いつのまにかここまで来た。おしゃーれ！

#4. フィロソフィーのダンス - D.T.F！

ヤマモトショウが立ち上げから関わっていたフィロソフィーのダンスでは、主に「作詞担当」だったので、ランキング入りはそんなに考慮しなかったのですが、そういえばこの初期曲(2016ねん、なつ初披露)「D.T.F！」では作曲もしてたなと思い出した。完全にVAN HALENよろしくなゴリゴリのハードロックなので、よーく耳をすませないとヤマモトショウの成分がわからないですが、あ、よく聴くとはいはいはい・・・・。フィロのスではかなり異質な曲ですが、いまでもライヴとかでやってんのかな。考えるな、感じろ！

#3. ふぇのたす - すしですし

2014ねんリリースの2ndミニアルバム「胸キュン'14」のリード曲。メンバー全員一致で寿司が好き！というふぇのたすの寿司への愛情が駄々洩れなのだ。ひたすら「寿司のネタ」が登場するという、手法としては「東京おしゃれタウン」と同じなのだけど、その中毒性に用がある。もう一丁。fishbowlがカヴァーしているのだけど、静岡限定盤のCDでしか聴けない。聴きたい。

#2. ふぇのたす - 今夜がおわらない

「2015ねん、はる」にリリースされたメジャーデビューミニアルバム「PS2015」のリード曲。明らかなメジャー感がすごい。ヤマモトショウのポップ・ジーニアスぶりが炸裂する気合入りまくりの名刺代わりの1曲ってやつだったんだけど、このアルバムのリリースから半年後にふぇのたすは解散してしまった。

#1. 寺嶋由芙 - ぜんぜん

1位はふぇのたすじゃなくて、盟友でもあるゆっふぃーこと寺嶋由芙の「ぜんぜん」でした！デビューシングル「#ゆーふらいと」(でんぱねむきゅん作詞)のカップリングとして収録されてた曲ですが、ライヴ定番の人気曲に。個人的にはこの曲がヤマモトショウWORKSの最高峰だと思っています。コスプレMVも最高です。婦警さんが好き。

以上の10曲でした！

東京大学出身。冒頭の「せっかく東大出たのにミュージシャン？」ってそんなこと思っても書いちゃいけないよ！

ヤマモトショウ氏ですが、サッカーで有名な清水東高校出身なんですね。1988年生まれの現在34歳、っていう年齢みて、あれ・・・？って調べてみたら、やっぱり元サッカー日本代表の内田篤人と同学年だった。これはちょっと意外。同じクラスだったかどうかはわからないけれど。Twitterでもひとりしか言及してなかった。驚きです。