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FUJIROCK '20 「延期」決定によせて
もしかしたらやるんじゃないかと淡い期待を寄せつつも、やっぱり駄目だったという現実がのしかかる。
FUJIROCK FESTIVAL'20、開催延期決定。
新型コロナウィルスはみんなの夢や希望を奪う。
甲子園の開催は中止。プロスポーツの興行も延期や中止。各地のライヴ/コンサートも取りやめ。ライヴハウスは続々と廃業に追い込まれ、弱体化した企業はコロナ禍でトドメを刺される。
日本の巨大音楽フェスティバルも例外ではなく、すでに発表されたROCK IN JAPAN FESTIVALやRISING SUN ROCK FESTIVALの中止を考えれば、フジロックも時間の問題だった。9月のSUPERSONICもどうなるか。
でも、ここで「さすがフジロック」って思ったのは、「中止」じゃなくて「延期」って言い回し使ったこと。秋や冬に延期するわけではなく、発表された「延期日程」は2021年の8月だけど、あえての「開催延期」。
止まるんじゃなくって続くんだよ、っていう強い意志を感じる。数年来苗場には行ってないんだけど、やっぱり信頼できるフェスだなあ、と嬉しくなった。来年はどうかわからないけど、近いうちに行きたい。あの場の空気・光景を、子供たちにも見せたいんだよね。天候や気温などのリスクが怖いんだけど・・・・。
今年予定されていたラインナップ。
やっぱり海外アーティストが厳しかったみたい。
Tame Impalaがヘッドライナーとして発表されて、ついに日本のフェスもここまで・・・と感激していたのにな。Mura MasaやClairo、Yumi Zouma、FKA twigsにもグッときてた。電気グルーヴ&清志郎はいつぞやのミッシェル/ブランキー以来の国産ヘッドライナーとしてクレジットされてた。
いいラインナップだったのにな。残念。
でも、すでに来年の出演を約束してくれているアーティストもいると思う。
2021年の出演者発表を楽しみに待つとともに、来年こそ無事開催されることを祈りたい。
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