ローティーン時代を再消費してる
20代~30代前半頃までは、エンターテインメントに関しては最新のもの(尖ったもの/サブカル寄り)を摂取しようと努めていたつもりなのだけど、ここ数年はちょっと億劫である。音楽なんかにしても、誰も知らなそうなドマイナーなインディ・ミュージックを歓喜してディグるのとか、やらなくなっちゃった。疲れてしまう。また、時間も足りないのだ。そんなこんなで最近はすっかり受動的である。
その代わり、昔々に馴染んでいた音楽・漫画・ゲーム等々を久しぶりに引っ張り出してきて「うわあ懐かしいなあ」「やっぱりいいよなあ」と、ひとりほくそ笑むことが増えてきた。
ここ数ヶ月でめっちゃ反応したコンテンツを振り返ってみようじゃないか。
5月下旬~6月上旬にかけて久松史奈の「天使の休息」超リバイバルブームが発生したり、ZARDやWANDSあたりのBeing系に再度触れて湧いちゃったり、ダイの大冒険の再アニメ化が嬉しかったり。ZARDなんかはBEST10曲企画やろうかななんて考えちゃったり。
6月アタマに書いたこのnoteの冒頭でも触れていたのだけど、
やっぱり・・・・
ぜーんぶ、10代前半の頃に好んでいたエンタメの再消費なのである。
Oasisは高校生の頃だったのでちょっと例外なんだけど、他のコンテンツは全部ローティーンの頃に出逢っているのだ。90年代後半は小室系とかもひととおり聴いていたけど、やっぱりグッと来てしまうのは90年代前半なんだ。
「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものだけど、この諺に似たような感じで、やっぱり感受性が最も豊かなころ(男子の場合、最もイカ臭いともいう)に触れた作品がずっと残るのだろうな。CD屋やってた頃、「懐かしの曲集めました系コンピ」が売れまくってたの、今なら痛いほど気持ちがわかるよ。
とはいえ、「昔は良かった・・・」とうわ言のように繰り返す爺にもなりたくもない!
あんまり痛々しくならない程度に「いま」を摂取しつつ「過去」も愛でるようなバランス感覚を養っていきたいよなあ。
と、願うのであった。
できるかなあ・・・・
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