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塾講師による「この芸人さんが好き」ではなくこの芸人さんの「あのフレーズ」が大好き5選

こんにちは。田中りゅうすけです。

「俺は何でこの芸人さんが好きなんやろ?」と考えてみました。何か他人にに説明できるような理由を…と悩んだ結果、「圧倒的に頭に残るフレーズがある」というのが理由の一つだと言うことに気が付きまして、こんな記事を書くことになりました。
「好き」にもいろいろがありますが、今回は「私が日常生活で思わず口ずさんでいる言葉」という基準で、漫才師のフレーズを選定したいなと思います。もしかすると私の職業が大きく影響しているかもしれませんので、その点も考慮に入れながら読んでいただけたらなと。ちなみに私は塾講師です。



5位
「アルアルアルアル」「ゼンチンゼンチンゼンチンゼンチン」(ジャルジャル)


「国名わけっこ」というネタ?ゲーム?の一節。このネタは世に出てからかなり長い年月が経っていますが、
彼らのこのネタのうち、「アルゼンチン」だけが2024年になっても忘れられない。思わず口ずさんでしまう。
怖いです。別にジャルジャルのファンというわけでもないし、「国名わけっこ」そのものには全く惹かれていないのに。

4位
「鳥人だね」「ご存知だね」(笑い飯)


M-1の時の「鳥人」だったと記憶しております。
「鳥人」自体大好きなのですが、その中でも1番はここかな。
西田さんの「ご存じちゃうわ」のツッコミは、ご本人よりお茶の間の方が早かったかも。M-1を見ていた人はみんな思ったはずですよ。
このフレーズね、授業中使いやすいんです。必須項目を黒板に書いて、例えば「異国船打払令だねぇ、ご存じだねぇ」と言えば、受講生は「知らなかった!覚えないと!」となるはず。少々圧力の強い表現になっちゃいますが。

3位
「一方その頃ヒロシくんはー…?」(麒麟)


私は塾講師をしておりますが、授業中”while”という単語が出た際にこいつが発動してしまいます。
ネタははっきり覚えていませんが、
「クラスメイトの朝食が豪華で麒麟の田村さんの朝食は質素」という設定のネタだったような。調べたけど具体的な出典には辿り着けず。
川島さんのええ声で言われると真似したくなりますよね。「麒麟です」を何回モノマネしたことか(ちょっと似てます。自信あるよ。ちょっと。)

2位
「メガトンパンチマン」(空気階段)


「どうやって日常生活で使うねん?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、私の生活には想いを馳せなくていいです。メガトンパンチマンに集中してください。
ネタは「小学生の時に考えた漫画の設定でコンセプトカフェを開いた」という設定だったと思います。
公式な動画があったのでシェアいたします。


思わず口に出してしまう「メガトンパンチマン」。
必殺技がキャラ名になっている、「逆やろ!!」と思わず突っ込みたくなるネーミング。「アンパンチ」とは反対側の発想です。ウルトラマンのことを「スペシウム光線野郎」と呼ぶようなもの。この「メガトンパンチマン」というキャラ名は、私が死ぬまで記憶から消えることはないでしょう。
コント内の細かい設定もすごく好きで、「創作内創作」というんでしょうか、彼らのワールドに一気に引き込まれていきました。ずるいですよ、創作の中に創作を入れ込むなんて。フィクションの中にフィクションが入ることによって、ルールが全部なくなっちゃう。こうなるともう鈴木もぐらさんの一人勝ち。
そんな魅力たっぷりなコントのせいで、日常生活で「メガトンパンチマン」とたびたび言ってしまう塾講師が誕生したわけです。空気階段のお二人が私に及ぼした影響は、社会的にプラスなのかマイナスなのか。意見が分かれるところであります。


1位
「くるよちゃん」(今いくよ師匠)

この記事を書いている途中、今くるよ師匠が亡くなったというニュースを見ました。偶然です。書き始めたときにはまだこのニュースは世間に出ておりませんでした。
くるよ師匠が安らかな眠りにつかれることをお祈りいたします。

「何でそれやねん?ネタですらないやないか」と思う人が多いかもしれません。
漫才中、いくよ師匠はよく「くるよちゃん」とくるよ師匠に呼びかけます。大御所の漫才師の方が、舞台上で相方を呼ぶ際に「ちゃん」をつける。なんかすごく好き。
舞台上でも「仲の良い友達」であり続けたいという暖かい感じがして、すごくいいなと思うんです。
実際、いくよ師匠とくるよ師匠は高校の同級生でした。


というわけで今回は、芸人さんのネタにおける私の好きなフレーズをお送りしました。自分でも気付かないような「好き」が出てきて驚きました。
「何となく好き」も大事だとは思いますが、「ここ!ここが好きやねん!!」という細かいポイントを誰かに説明できるようになるというのも、これまた素敵だなと思います。

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