第2回目 卓球初心者の方向けの「ラリー練習が続くコツ」と「ラリー練習が続くようになる練習」を紹介。

今回は、「卓球初心者の方向けの上達方法」
シリーズ第2回目です。

「どうしたら、フォアハンドラリーが続くようになるの?」 

「ラリーが続くコツを教えて欲しい。」

「ラリーがうまくなる練習を知りたい。」

といった悩みについて、回答していきます。

私は初心者向けの指導を中学•高校、高齢者の方に対してボランティアなどを通して7年以上した経験があります。

ラリー練習が続くようになると、ボールを入れる感覚だけではなくて、「スマッシュを打つことができる。」「回転がかかっているドライブを打つことができる。」といった、卓球をやり始めた方なら、憧れる技術ができるようになる土台ができるので、多くのメリットがあります。


✔️本記事の内容

・ラリー練習が続くようになるコツ

・ラリー練習が続くようになる練習


ラリー練習が続く人ほど、ボールを入れる打球感が良いので、結果的に、フォームが安定して、応用の技術が、すぐにできるようになる。

卓球初心者の方にとってラリー練習は、上達の近道。

ボールを打つ回数が、増えれば増えるほど、ボールを入れる感覚が良くなります。

ラリーが続くようになると、ボールを拾う時間よりも、ボールを打つ時間が増えるので、楽しみが増えます

ラリー練習が続くようになると、このようなメリットがあります。

✔︎ラリー練習が続くようになるコツ

答えはシンプル。

【相手にとって打ちやすいボール】を返球することです。

「相手にとって打ちやすいボール」って?

と思う方もいらっしゃると思うので説明します。


それでは、「相手が打ちやすいボール」を

「ラリーが続く•続かない」特徴から

それぞれ比較して、考えていきましょう。


✔︎ラリーが続く特徴

①相手が打ちやすいコースに打つ
②相手が打ちやすい力加減で打つ
③相手が打ちやすいリズムで打つ

✔︎ラリーが続かない特徴

①狙うコースに返球できない
②強く打ちすぎてミス•返球できない
③リズム感がバラバラで打ちづらい

「ラリーが続く•続かない」特徴で比べてみると。

✔︎相手にとって打ちやすいボールとは?

1「コース」
2「力加減」
3「リズム」

この3つを意識したボールを相手に返球すること。
では、ラリーが続く条件を自分に当てはめて、相手にとって打ちやすいボールを打つためには、どうしたらいいのか?

答えは、打球感覚を覚える。


✔︎打球感覚を理解する

打球感覚とは、自分の目的に沿ったボールを返球する技術。

例えば、ラリー練習を続けるのが目的の場合。

ラリーが続く条件は、
1「狙ったコースに打つ」
2「思った通りの強弱」
3「打ちやすいリズム感」

以上、この3つのポイントを押さえる必要がある。 



✔︎相手にとって打ちやすいボールを打つために必要な打球感覚

相手とのラリーで自分が求められる
打球感覚は3つ。

①相手の打ちやすい場所に打つこと
②相手が打ちやすい強弱で打つこと
③相手が打ちやすいリズムで打つこと

以上①から③までのように、【相手にとって打ちやすいボール】を打つための打球感覚を練習で身につけられると、ラリー練習がうまくなります。

では、練習方法を説明します。


ラリー練習が続くようになる練習


ラリー練習が続くようになるための
練習は【玉突き】です。

特に、 フォアハンドラリーやバックハンドラリーが
うまく続かないと思う方は、練習してみてください。

玉突き練習をして、打球感覚のレベルを上げて行くことが必要。

では、さっそく練習を解説していきたいと
思います。

玉突き練習(1人練習)  

玉突き練習とは、1人で行う、ラケットとボールを使った練習です。

簡単にいうと、リフティング練習ですね。


✔︎練習の仕方

・ラケットでボールを真上に打つ。

・落ちて来たところをタイミング良く
 繰り返し打つ練習。

・ボールの動きはなるべく上下に。

・ラケット面を常に天井に向けるイメージ。


✔︎この練習のメリットは3つ

①ボールを飛ばしたい方向にラケット面を安定して向けることが覚えられる
②ボールを打つときの力加減を覚えられる。
③ボールを打つ時のリズム感が覚えられる。


✔︎片面で何回も繰り返して打つ。

あまりラケットを横に動かさずに、何回も繰り返し打つことができたら
ラケット面が安定して来た証拠。

最初の頃は、3回とか10回が限界でも、少しずつ20回、30回というように  
繰り返し打つことが可能になります。

*フォア面とバック面のどちらも同じ回数ができるようにしましょう。


✔︎回数を重ねるコツ

①リズム
②力加減
③ラケット面

✔︎①リズム②力加減を安定させる


ラケットとボールが当たった時の
打球音を聞きながら、常に同じリズムで打てると玉突きは安定します。  

同じリズムで打つことができるということは、力加減が常に一定ということでもあります。

しかし、最初の頃はうまくいかないと思います。


玉突きの難しいところは、ボールを強く打ってしまうこと。

最初の頃は、手だけでラケットを動かそうとするので、肩や腕に力が入ってしまうため。

そんな時は、ボールを優しく打つこと。


✔︎優しく打つコツ

手でラケットを動かすよりも膝の屈伸を 
うまく使うこと。

ラケットを動かす時は、上下にラケットを
動かす。

✔︎③ラケット面を安定させる

ラケット面が向いた方向にボールが飛ぶ。

これは1人で行う玉突きでも
2人で行うラリー練習でも同じです。

玉突きではラケット面を上に向いた感覚を
覚える。

ラケットの面がどこに向いているのかが
感覚で理解しているということは、 
これからの卓球の上達に
大きく影響してくる。

なぜなら、ラリー練習中の狙いが
ズレ始めた時に、ラケット面がどこを
向いていたのかが、理解できないと、
すぐに修正することができなくなるから。

では、ラケット面が1番安定して打つことができる場所はどこでしょうか?

ラケット面がブレやすくなる場合の一つに

ラケットと自分の体との
位置関係が問題になることがあります。

✔︎ボールを打つ場所によって
ラケット面がブレる。

✅自分から離れたところで打つ場合
✅自分の近いところで打つ場合

ボールと体の距離によっては打ちづらいため
ラケット面がズレてしまうことがあります。

ラケットが体から

近過ぎても、遠過ぎても

不安定になるということです。

では、安定した場所とは
どう判断していけば良いのか?

答えは

→自分が狙った通りにボールが
飛んでいくこと。

✔︎玉突きの練習ができるようになったら

狙ったところにラケット面を向ける
強弱とリズムを覚えたら

後は、ラリー練習で応用していきます。


まとめ

ラリー練習がうまくなるためコツは
相手にとって打ちやすいボールを
返球すること

シンプルにいうと

相手を思いやる気持ちですね。

相手にとって、打ちやすいボールって

なんだろう?って感じで

ラリー練習をすることが

楽しいと思います。


最後まで読んで下さって
ありがとうございます。










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