Ryuseiの足跡(2/2)

2018年 10月/2nd「Stay R. EP FINAL」をリリース
…このCDはもともと「RIZARDI」名義でオリジナルラップに挑戦しようという動機から始めたものです。テーマは自然と”自分探し”に決まり、制作当時の自分の思いを生々しく落とし込みました。1曲目がラップ、それ以降はボーカルやインストという流れになっており、この形式を1年ごとに「Vol.2」まで2作続けて次がこの最終作「FINAL」です。
 前の記事でも書いた通り、考えた末に活動名義を2つに分けたことで、「Ryusei」と「RIZARDI」という”自分探しの2つの結論”にたどり着いたと認識しています。ラップ曲のサブタイトルも「The Conclusions」です。そもそもRIZARDIという意味で表題曲に「Stay R.」と命名したのが、ここで「Ryusei」という意味もなすのは、我ながらスッキリする偶然だなと思っています。この「FINAL」だけRyusei名義なのは、シンプルに曲のアイデアが出揃って「これはRyuseiの領分だ」と思ったからです。前々からやりたかった昭和歌謡・ミュージカル調の曲などもできて、存分やれたことで晴れやかに次のステージを迎えられるような気がした自信の1作となりました。ただ、平成の最後なので昭和歌謡ではなく昭和”風”歌謡なんですね、ハイ。
https://soundcloud.com/ryusei_stellacadenza/stay-r-ep-final-xfd

2019年 7月/Ryusei初ステージ
…東京・高円寺のバー「NEBRASKA」が主催するライブ「ネブラ座の怪人」(会場:新宿Freak)に、縁あって幕間で出演することが出来ました。たった2曲、しかも歌があったのは1曲だけですが、多くの観客の耳に”キテレツミュージックワールド”を直接届けることができたのは、無上の喜びです。登場曲に「Interlude」を使う(そして歌わない)のはちょっと味をしめてます。ただ、Last Summerのラップは自分で書いてるくせして「速すぎる…」と独り言つのでした。

 セットリスト
 1.Interlude ~北千住デビルズジャンクション~(登場曲)
 2.Last Summer -永遠の夏-

2019年 10月/3rd「Stella Cadenza Vo.2」をリリース
…これもまた伸び伸び作ったリリースです。よくもまあここまで伸び伸びとってな感じです。1曲目で”ガチ歌”を、2曲目で懐古的(昭和風)な歌を、3曲目は幕間のコントという流れで、自然と「Vol.1」を踏襲した形になりました。
 思うに、ロック系の歌に初挑戦したことが何よりのハイライトです。基本クラシックとダンスミュージックから入っているので、バンド編成の曲は聴くには良くても、作るとなれば敬遠していました。それでも、美術大学を卒業する実の妹「たきゅまる」に向け、お祝いの曲を作ってあげて歌わせようというインスピレーションがあり、初めて彼女が”ガチ歌”に臨むことになりました。260BPMというリリース中ぶっちぎりの最速でさぞ大変だったと察しますが、言葉遊びもそこそこにパンキッシュな一面を作り上げることができました。そこで頑張って背伸びしたことを除けば、いたって等身大なんだなと思っております。
 一方インスタグラマーをテーマにしたInterludeは、「EDM」「映え感」「まつり上げられてる感」をテーマに、最もノリノリだったと振り返ります。でも当事者ではないせいか、こういうカルチャーの切り取り方がちょっとオッサンっぽかったかもしれないです。それもまた人生。
https://soundcloud.com/ryusei_stellacadenza/stella-cadenza-vol2-xfd
2019年 11月/note開設
…”Ryuseiの※個人の感想です”を何卒宜しくお願い申し上げます。

Ryusei

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