Ryuseiの足跡(1/2)

DTM作曲を始めてからもう10年経ってしまいました。そもそも小中学生の頃にクラシックピアノを習っていたことや、当時から大好きな音楽ゲーム(太鼓の達人・beatmaniaIIDXなど)が影響しています。一方「Ryusei」としての活動スタートは2017年で、最初は「RIZARDI」という名義でインスト曲(クラブ系)しか作っていませんでした。「RIZARDI」としての活動は今でも続いているので、ここにもいずれ書きたいと思っています。

2009年 4月/FL Studioを使って作曲開始
…前述の通りクラブ系を志していたので、その辺りに強いとフレコミのあったImage-Line社の「FL Studio」を購入しました。ちなみにそれまでは、河合楽器製作所のMIDI編集ソフト「スコアメーカー 3.1」(現:スコアメーカーZERO)で遊んでました。この頃は完全に趣味の領域でした。

2015年  5月/大学の作詞作曲サークルに加入
…別のサークルからの縁で、大学に作詞作曲サークルが設立されることを知り、即入部しました。ところが、集まったメンバーはDTMよりバンド系の人(しかもみんな超個性派)が多く、だいぶ私の作風は浮いていました。そこで自然と”いっちょやってみっか”という感じで作詞・歌唱も始めました。思えば「作詞・作曲」をやるサークルなので当然なのですが…だんだん歌を作る面白さを覚え、今となってはここがインスピレーションの点で大きく影響したと振り返ってみて思います。この頃からJ-POPや海外のポップスを積極的に聴くようになりました。

2015年  10月/音系・メディアミックス同人即売会「M3」に初出展
…この頃、とある場所で出会ったクリエーターと合同で「M3-2015秋」に初出展しました。2曲ずつ計4曲の小品で、ともに音楽作品をカタチにして売ること自体初の経験。それでも初回にしては悪くない数売れたので、結果とても思い入れが強いです。それ以降は毎回出展しており、M3合わせで毎回新しいCDを自作してきました。のちに「RIZARDI」として「コミックマーケット」への出展も果たしました。

2017年 
11月/Ryusei誕生<2つの名義での活動を決断>
…プライベートで色々あり、音楽をもっとしっかりやれればどれだけ嬉しいかアレコレ思案しておりました。この時はバラードもラップもクラブミュージックも全部「RIZARDI」名義で発表していたのですが、これではあまりに作るジャンルが極端で、ブレすぎているという気づきに至りました。
 そこで、これまで作ってきた曲は大きく”クラブ系”と”ポップス系”に分かれるととらえ、以降は”クラブ系”を「RIZARDI」、”ポップス系”を新名義「Ryusei」(本名)で作ろうと決めました。”おもしろい” ”キテレツな”音楽を目指そうという信念で行ける「Ryusei」からは、コメディ・お遊び要素も色濃く出ています。

2018年 8月/1st CD「Stella Cadenza Vol.1」をリリース
…「キテレツミュージックワールド」というスローガンを掲げながら、自分色100%の作品集「Stella Cadenza Vol.1」(ステラ・カデンツァ ヴォリュームワン)をリリースしました。主にインスト曲を作ってきた今までとはうってかわって、全曲に歌詞やセリフを用意しています。もともと電子音楽が得意なこともあって、フューチャーベースやダンスホールレゲエなどのクラブ向けジャンルも自然と取り入れてきました。正直なところ私自身のボーカルはまだまだ精進ですが、詞やメロディを作りながらだんだん表現の幅が広がっていくことを実感しました。今後、Ryuseiのリリースについて1曲ずつ解説を書いていきたいと思います。
 また、途中に入る「Interlude」は、早い話がBGM有りの一人コントです。実は背景設定もしっかり組んでおり、ちょっとずつ積み重ねてシリーズ化できればと画策しています。
 SoundCloudから試聴できます。
https://soundcloud.com/ryusei_stellacadenza/stella-cadenza-vol1-xfd

「Ryuseiの足跡(2/2)」に続きます。

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