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セッション備忘録〜プラクティショナーとして〜

先日のセッションの自分用備忘録。

ファーストポジションはクライアントの右側。
イールドが進み、クライアントの左側に行きたい感じが漂う。
足元から左側に行こうとするも行けない。
肌感覚でノーと感じる。
無理矢理行くのは違うので、左下肢へのタッチは右側から行う。
左側に回り込むことはしばし忘れ、ファーストポジションに戻り過ごす。
肚感覚はいい感じだ。
直感のままに、右上肢へのタッチ・側頭部へのタッチ・腹部に共鳴テンセグリティ®︎を載せたりする。
そうこうしているうちに、頭の方からクライアントの左側に行くルートが開けた感じがした。
パカっと開いて、その辺りが明るくなった。
開いたルートに沿って左側に回り込む。
左上肢に触れる。
という流れがあった。

このセッションのポイントは、
最初に左側に回り込めなかった時点で、いつか回り込むぞ!と固執しなかったこと。
"左側に行く"という雰囲気を感じたことを否定しなかったこと。
こっちはダメだ。と切り捨てなかったこと。
今はダメなのね。というおおらかな態度で"左側に行く"という選択肢を机の上に置いておけたこと。
だったと思う。

今回のケースに関わらず、「今は」という態度が大事で、その時は何となくダメでも状況が変わればいくらでも変わりうるし、状況は否応なしに変わり続けている。
そこで「今は」を忘れて閉じてしまうと、変化に気づけなくなる。
「ひらいていること」が肝要だ。
そのためには肚の感覚が大切。
そして、過去の体験にしがみつかずにレイマンでいるためにも肚の感覚が大切。
さらに、セッションを重ねるとレイマンでしかいられないことに気づく。

基本の大切さをあらためて感じたセッションだった。

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