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[千葉県選手権大会優勝を踏まえての心境について ]
皆さんこんにちは。
千葉県の日体大柏高校サッカー部分析官をやっている細谷龍生と申します。
この人(私)はどういう人なのか気になった方はこちらのノートをぜひ閲覧してください!
その所属している日体大柏が
千葉県選手権予選で優勝しました!
1日経ってみて、自分の人生と共に思うことがあったので、ここに記させていただきます。
高校生〜〜現在について
日体大柏と私
高校生〜
現役の頃から打倒市船!流経!全国!って目指してた3年間。
打倒どころかピッチにも立てなかった。
インターハイも選手権もリーグ戦も。
全ては実力不足。わかっていました。
ただ、自分たちの代の選手権予選。やっとAチームに上がれる!と意気込んだ時に膝を怪我して、選手権絶望。
ただ、怪我をしていなくても出れたとは限りません。
でもその時に"スカウティング"というものを知りました。
『相手がこうくるから、俺らはこうできるんじゃね?』
純粋な俺はそこに無限の可能性を感じていた自分がいました。
相手を分析して、自分たちに還元する
スカウティング分析
自分たちを分析して、自分たちに還元する。
パフォーマンス分析
『これは俺もしかしたら得意かもしれない!』とネガティブな性格ながら、指導者が天職なのかなって思い始めていました。
高校卒業後〜
卒業した後もVONDS市原vertでサッカーを続けながら、指導者になるための過程を常に描き続けてました。
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そこで2020年12月に
母校の日体大柏からコーチのお誘いの話が来ました。
悩みましたが、チャンスだと思い、やる!
と決意しました。
右も左もわからない状態の僕でしたが
日々選手やスタッフからの学びのある中で成長していき、徐々に自分の得意分野である分析をやらせてもらえることになりました。
ここで私は関わっている時間の中で
『絶対全国に行って、日体大柏という高校を知らしめるんだ!』
という強い覚悟を持っていました。
選手でもなんでもないスタッフの1人。
だけど常に当事者意識を持って
1試合、1練習を見てきた自信がある。
ただそんなには甘くなかった1年目。
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関東予選優勝。いけると思った矢先、インターハイ1回戦負け。そのツケが選手権に回ってきて、まさかの2回戦で流経大柏。ここでも競り負けて全国への道は消えた。
リーグ戦も思ったほどの結果にならず、プリンス昇格もならなかった。
めちゃめちゃ悔しかった。指導者が悔しいというのはこういうこと。を味わった1年目でした。
そして今年2年目。
色々なところを成長しようと心がけた2年目だった。
・分析映像の質向上。
・選手との信頼関係の築き方。
・サッカーへの理解。
まだまだ足りない。もっと学べる。
常にそう思って過ごしてきた。
関東予選は無事2連覇を果たした。
そしてインターハイ。
隙を見せずに進み、準決勝の相手は流経大柏。
相手は強い。
だが、準備には死ぬほど自信があった。
結果は3ー0。
正直嬉しかったけど
『こいつらなら妥当だなと。』
そして翌日の決勝
vs市立船橋
延長戦の末に負けた。2ー3。
この悔しさは忘れられなかった。
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絶対に冬リベンジするんだと。
市船に勝つというよりかは、頂点に俺らなら行ける自信があった。
そして今回の選手権。
初戦と2回戦も簡単じゃなかった。
前半0ー0。決めきれない。
後半4ー0。それは前半から頼むって思った笑
準々決勝敬愛学園戦。
先制から逆転され、終わったと思った瞬間にキャプテンの同点弾。
『あ、こいつら強いわ』って味方ながら思ってしまいました。
そしてPK戦ではGKマナトがスーパーセーブ。
正直キーパー2人どちらが出ても、止める気はしてたよ。
そのくらいPK練習のレベルは高かった。
そして準決勝。
相手は中央学院。
とにかく相手のストロングを消すこと。それを踏まえて自分たちのストロングを出すことに成功した試合だったと思う。
植木、寺村のTorホットラインからゴラッソが決まり1ー0勝利。
試合巧者という言葉がお似合いなゲームでした。
そしてついに来た決勝の舞台。
自分たちの代から、決勝ですら'夢物語'
手は届いているように見えて届いていなかった舞台にやっと来れた。
しかも相手は市立船橋。
インターハイ決勝で負けた時の白ユニフォーム。
役者が揃い過ぎてビビりました。
相手の少しのメンバー変更にも対応して
システムの噛み合わせで有利を取れた。
簡単にいうと俺らのサッカーは最高だった。
相手どうこうじゃなくて、俺らが積み上げてきたもの。それはスタッフ陣の準備も含めて、120%を選手が出してくれていた。
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またまた植木寺村のレイソルTorホットラインからウィリーのゴール。
常にクロスポジションにいるからこそのゴール!
ごっつぁんゴールなんかじゃない。
必然のゴール。
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ショートカウンターから
ウィリーの古谷のトップスピードを
殺さない柔らかいスルーパスから
古谷の鋭いカットインからゴール。
これも得意プレー。
ちゃんとシュート練で意識しているから起こったプレー。
2ー0。
これは現実か?あの市船に?
いや現実だった。
それでも相手の選手は質が高く、やられかけるシーンもあったが、全員で根気良く守り続けた。
相手のシステム変更がなんのその。
全ては想定内。こちらスタッフの準備を舐めては困る。
刻々と時間が過ぎて、ついに終了のホイッスル。
優勝した。やっと手に入れた。
いろんなことがフラッシュバックしてきて
涙が止まらなかった。
現役の頃、ピッチの上にさえ立てなかった。
今もピッチに立っていないが、別の形で優勝を掴み取ることが出来た。
ここで現在の短期的目標の一つである
『選手権を優勝して全国に出る』
という一つの目標を達成した。
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選手たちが誇らしいと思ったと同時に
スタッフ陣、トレーナー陣の
試合に対する準備と熱。
これも堂々とするべき姿だったと自信を持って言えます。
ただ、この先があります。リーグ戦もある。
プリンスリーグに上げなきゃいけない。
上がらなきゃいけないチームであるはず。
選手権初出場だからこそ、謙虚に貪欲に!
優勝狙っていきます。
長文の独り言を付き合ってくださりありがとうございました。
本当に皆さん応援ありがとうございました!
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