見出し画像

ペットショップの問題点

まず初めに我が家にいる3匹のうち1匹はペットショップから来たと言うこと、自分はペットショップ反対派では無いことを頭に入れてこの文章を読んで頂きたいと思います。

ペットショップがあることによって起きる問題点は大きく分けて2つあります。

1つ目は「飼う側よりも犬猫の方が多い」と言うこと、2つ目は「飼うことの手軽さ」です。

飼手<犬・猫

ペットショップは全国に5000店舗あります。
(2014年のデータ調べ)

そして毎年約7万頭の犬猫達が殺処分されています。(2016年 環境省の調べ)

殺処分されている犬猫達の出どころが色んな所(野良や飼育放棄など)があるので一概には言えないですが''飼いたいと思う人''の数よりも''店頭に並ぶ犬猫''の方が多いことになります。

またブリーダーの元にいる繁殖犬(ペットショップにいる子犬猫達を産む犬)も、いずれ出産が出来なくなり必要が無くなります。

ペットショップがあることによって必要以上に産まされてしまいます。

我が家の桜子も繁殖犬です。

「保護犬カフェ」のように繁殖犬の新しい
飼い主を見つける場所はありますが、

そういった犬達のケアも必要です

飼うことの手軽さ

2つ目の問題点としてペットショップで動物を飼うのが簡単な所です。簡単なアンケートや費用は勿論かかるのですが、それにしても簡単に飼えてしまうので''飼育放棄''という形が出てしまいます。

飼えなくなった人達の理由↓
・引っ越し先がペットNG
・飼い主が死んでしまった
・成犬になった時のイメージが違った
・しつけが大変

他にも様々な理由があると思いますが手軽にペットを変えることによって被害が受ける犬猫達も少なくありません。

こないだペットショップにいた時に素晴らしい店員さんがいました。
お客さんが「この犬 可愛い〜」と言ってると

「この犬は成犬になったら◯kgくらい大きくなって今以上に世話が大変になるよ」

''商品を売る''ことだけに特化した考えでは間違いですが、その店員さんは犬猫達のメリット・デメリットを的確に教えて「それでも飼えるのか?」と判断させていました。

とても素晴らしいなぁと思いました!

こういった小さな行動が''飼育放棄''を減らせるのではないかと思います。

まとめ

(我が家のペットショップ出身のメロン)

いきなり「ペットショップ禁止」の法律が無くならい限りペットショップが0になることは不可能だと思います。
だからペットショップで飼った人達は極力ペット達を飼育放棄しない・できない仕組みが必要だと思います。そのためにはペットショップ側が譲渡条件を厳しくしたり、飼う前の講習などが必要だと思います。
そして圧倒的な量で生産される子犬達の数も今後は考えていかなければいけません!

おそらく僕が出来るとことは「法律を変える」ことでも「ペットショップ」を無くすことでもないと思っています。
少なからずですが寄付をして''保護犬''と言う存在を広めることだと思っています。

#ペットショップ #保護犬格闘家 #保護犬
#飼育放棄