【GAS】スプレッドシートからGmailの下書きを作成する

今年、初めてのエンジニアっぽい記事を書こうと思います。

毎日Gmailを使っているのですが、毎日同じようなメールを作るのめんどくさいですよね！
たとえば日報とかで、同じフォーマットで書かないといけないこととかザラにあるかと思うので、日報のフォーマットを作ってくれるスクリプトを書いて行きます。

スプレッドシートの設定

日報に使う情報を書いていきます。
スプレッドシートを新規作成して、こちらのように記載してください。

GoogleAppsScriptを書く

スプレッドシートの拡張機能→AppsScriptをクリックしてください。
コードを書くページが出てくるので、下記のようにコードを書いてください。

function mail_draft() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();

  const toAddress = sheet.getRange('B1').getValues();
  const ccAddress = sheet.getRange('B2').getValues();
  const bccAddress = sheet.getRange('B3').getValues();

  const subject = sheet.getRange('B4').getValues();
  const body = sheet.getRange('B5').getValues();
  
  const options = {
    "cc": ccAddress[0][0],
    "bcc": bccAddress[0][0]
  };

  GmailApp.createDraft(toAddress,subject,body,options);
}

optionsに設定できるのはこちらです。

• attachments：添付するファイル

  • GoogleDriveにあるファイルを添付できます

• bcc：bccに設定するアドレス

• cc：ccに設定するアドレス

• from：送信元のアドレス

• name：送信元の表示名

• replyTo：返信先アドレス

• noReply：メッセージに返信不要の場合はtrueを設定

実行してみる

動作の確認をしてみましょう。
Apps Scriptのメニューにある実行ボタンをクリックしてください。
Gmailのセキュリティ許可の画面が出てくるので、許可してください。
実行ログに結果が出てくるので、成功したらGmailを開いてください。

下書きを開いてみると、下書きができているはずです。

最後に

あとはトリガーを設定すれば、決まった時間に下書きを勝手に作ってくれます。
めちゃ便利ですね！

以上です。
コピペでできるので、ぜひ使ってみてください。

続き書きました。