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オルゴナイトを作るときは理論理屈を知らないと危険

以下は、Twitterで10月19日に呟いたものを、note用に再構成したものとなります。

オルゴナイトってなに?

オルゴナイトというものをご存じだろうか?
ピラミッドやコースターなどの型に、パワーストーンや銅線、ラメなどを詰め込んでUVレジンで固めたもので、名前の通りオルゴンを発生させるとされている。

しかしながら、このオルゴナイトは、簡単に作れるということもあって、そもそものオルゴンの理論もわからないまま、酷い製品が増えてきている、今回、Twitterで酷いオルゴナイトをみたので、オルゴナイトについて思ってることを書いてみる。

レジンという比較的新しい素材で、オルゴンを発生させるという着眼点は悪くないけど、基本は30年近く前にサージ・カヒリ・キング氏が発見したことと変わらない。 彼はマナの流れを感じて作っていて、オルゴンの原理をしった上で、色々と試行錯誤してオルゴナイトに近いキューブ型などを作っていたが、現在のオルゴナイトの多くはそういった試行錯誤を経ていないように思える。

スピ系オルゴナイトはオルゴン理論に基づかない

現在、オルゴナイトをよく扱っているのは、いわゆるスピ系といわれる、努力が嫌い、一般逆転したい、とにかく楽に幸せになりたい、特別な自分になりたい、キラキラしたい、承認欲求を満たしたいという人たち。

彼らの悪いところは、基本的に努力や勉強を嫌い、手軽に簡単ばかりを求めるところで、オルゴナイトも、理論理屈をしらずにエネルギー発生しそうなものをレジンの中に詰め込んでいるだけであり、オルゴン発生装置としての役目をほぼ果たしていない。

そもそも、オルゴンは無機物と有機物を層にすることで、エネルギーを誘導するので、厳密には発生させてはいない。ライヒは性エネルギーといってたけど違うだろう。

個人的には空気中の存在する目に見えないエネルギー。エーテルや気、マナなどと呼ばれるものを集めているのがオルゴン装置だと思ってる。
つまりエネルギーを集めるならば、積層構造が必要だし、蓄積だけにするしても、適当なパワーストーンに銅を巻いただけでは、当然意味がないことがわかると思う。

前述したように、スピ系の人たちはオルゴナイトによくわからん銅線で作った、螺旋などをいれているけれども、彼らは形の力を利用するための知識がないので、長さや形をきちんと考えているのかは疑問である。

螺旋にも色々なものがあり、それこそ、左巻きか右巻きかでも意味がかわるし、銅線の長さ自体にも意味を持たせることは可能なので、本来ならば銅線だけでもエネルギーを発生させることは可能なのだが、意味の無い螺旋は胆なりそれっぽい模様にしかならない。

フラワーオブライフなどの、神聖幾何学図形ならば、それ自体がエネルギーを発生させているので、意味の無い螺旋よりはましだけれども、根本が適当なので、わざわざ中に封入する意味はほとんどない。なぜなら、印刷したものでも、特に力がかわらないからである。
さらに理論がわかっていないことによって、引き起こされる危険性というものもある。

オルゴナイトがもたらす危険

きちんとライヒの理論に基づいて制作されたオルゴン装置であっても、近くのエネルギーを吸収するという性質上、悪いエネルギーが側にあるとそれを吸収蓄積してしまい、それを放出するの。
これが、ライヒが提唱した「デッドリーオルゴン」、人の健康を害するエネルギーであり、かなり危険なものなのだが、ネガティブから目を背けるスピ系は当然そんなこと考慮しない。
ただ、彼らにとって救いは構造が適当なので、デッドリーオルゴンを産むような本格的な装置として機能するオルゴナイトが出来上がることは少ないことだろう。

ただし、そうはいってもオルゴナイトには、パワーストーンや、銅線をいれてるので、それらにジワジワとネガティブな想念が溜まる可能性はある。
特にヒーラーや占い師などが、近くに適当なオルゴナイトを置いておくと、下手したら穢れを生み出す呪物が出来上がる。
こんなことにならないためにも、オルゴナイトは理論理屈を知った上で作って欲しいものだ。


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