樹冠被覆率という考え方

画像1 緑化率という言葉は耳にしますが、地球環境の観点からは、緑化率ではなく樹冠被覆率が重要です。建築確認申請等には緑化率が審査対象となり、緑の面積が一定量あれば、OKとなりますが、地球環境のことを考えると、ビルの屋上庭園でも緑化したことにはなりますので、森とは環境に与える効果が全く異なります。猛暑の夏に軽井沢の別荘に行けば、エアコンなしで過ごせますが、同じ軽井沢でも街中や畑では十分に暑いのです。その差は何かといえば、正に樹冠被覆率の違いで、大地を大木が覆う森の中は気温が上がりません。東京にも樹冠被覆を!

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