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ググる癖のある人と、ない人の将来は大きく開く

一見当たり前のことを言っているようなタイトルだが、表面的なスキルや意識を通り越して、その人自身の仕事に対する姿勢や生き方に反映されていると感じたから記事にしてみる。

ググる = 検索エンジンGoogleで検索すること

ごく当たり前のことだが、『ググる人』と『ググらない人』の差はとてつもなく大きい。ただしこれは、”問題が発生した時”の場合の話だ。興味があることをググるとかではない。

※ プログラマーやSEといったググることが当たり前の世界にいる人は、その視点から見てもらいたい。なぜその界隈にいる多くの人が潤っているのかがわかるはず。

まず、

ググらない人は多数いる

ということを知ってほしい。確かに最近は、Youtube検索が便利という声も多い。しかし、ここではそういった類の話ではなく、『姿勢』の話をしたい。

まず、『ググる人』から見ていく。

この人たちは単純明快だ。自分で仕事やプライベートの問題を解決し、自分自身が主体となって物事を進めていこうとする人たちだ。

この

主体

というところに注目してほしい。

『ググる人』は姿勢が美しい。解決しないとどーしても前に進めない問題が発生した時、まず情報を集めようとする冷静さを持っている。そして、まず自分で解決しようとする積極性、つまり行動力を持っている。

些細なシーンから何を大げさなことを言ってるんだ!と思った人はここが耐えどき。最後まで見て、『人の分析』手段の一つとして役立て、指導もしくはその人の活かし方を考えてほしい。

次に『ググらない人』を見てみよう。

彼らにはまず積極性がない。どーしても解決しないと前に進まない問題があるにも関わらず、人に対して『教えてほしい』というスタンスで真っ向からくる。つまり、完璧な受け身体質の人間だ。

もちろん、問題を解決するために情報を集め、答えを導き出そうとする情報収集力・分析能力・問題解決能力も当然のことながら欠けている。

『ググるだけ』

これはそんなに難しい作業だろうか?

しかし最も意識してほしいことは、この『ググらない』体質が様々なシーンで顔を出すということだ。

例えば急遽、トップダウンで社内の営業体制が変わったとする。会社の大きな方向転換だ。積極性を持った主体的な人は、「この体制変更の意図は何だろう?」と、自分なりにこれまでの会社の方向性や問題点、流れを紐解き答えを導き出そうとする。その上で、上司や周りの人たちと議論を重ね、前進していく。

一方『ググらない』受け身の人はどうか。

「いきなりそんな方向転換は困る!じゃぁこの問題はどうするんだ!?あの問題は!?もっとちゃんと方向性を決めてくれないと困る!」

というように問題点ばかりをあげ、その問題に対する解答はなし。他人に決定を委ねる完全な受け身体質だ。

さらには、『他者の顔色』や『周りの空気を読んで同じ方向を向く』ことを意識し始める。自分の意見がないために、周りの流れが自分と違う方向に行き始めた時はさも自分もそのスタンスだったというようについてくる。

どうだろう。これが実は、あながち当たっているから面白い。

プログラマーやSEの世界では、ググることが当たり前だ。ググらない人間は取り残される。だから残る人間はみんな積極人間。だから仕事も速いし収入もいい。ITが伸びる要因の一つとも思っている。しかし、全員が全員そうではないだろう。一部例外は必ずいる。

細かい姿勢は、言葉や大きな行動にも現れる。

「この新人はほんと受け身だなぁ・・・」

と思うシーンがあった時は、まずすぐに始めることができる矯正法、『ググる』という姿勢から身につけさせることをおすすめする。

細かい姿勢の矯正から始めてみよう。細かい姿勢は、言葉や大きな行動にも現れるから。

しかし、それでも矯正が効かないのであれば、『根っからの受け身体質で矯正の余地なし』と割り切り、上手に仕事を振ってあげよう。積極性のない受け身の仕事を。決まっている仕事を。

人は成長への第一歩を踏み出す人もいれば、踏み出せない人もいる。

人の特性を細かい姿勢で判断しよう。

そして、自分自身は積極的な人間でいよう!


りゅうまる会長です。今後も『幸せな人生のきっかけになる』という信念のもと、皆様に役立つ記事をお届けします。100円でもサポいただければ励みになります。記事もグレードアップします。何卒よろしくお願いいたします。