【活動1年目の振り返り】第2回琉球ダイアローグ研究会8/20 *グラレコつきレポート*
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このnoteは2018年11月に「沖縄にダイアローグ(対話)の文化を醸成できたら沖縄はどうなるかなぁ」と実験的に始まった学び合う集まりで、医療・福祉・教育の領域を越えて『きく』についてをもう一度紡ぎ直してみようかとなった琉球ダイアローグプロジェクト(RDP)の記録を残していくものです。
2020年度もすすんでいきましょうね!と言っていたところですが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、活動は休止となったのもありはじめました。「RDP事務局日誌」みたいなものです。
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こんにちは、琉球ダイアローグプロジェクト(RDP)事務局ちょこです。
梅雨の晴れ間となりました。昨日は雨降り模様の日曜日でしたね。
もわーとなる空気。いかがお過ごしでしょうか?
今回の記事について
前回は第一回琉球ダイアローグ研究会についてをお伝えしました。
今回は、第2回琉球ダイアローグ研究会の回想的記録です。
前回がつめこみすぎたね、と改良し、今回も講師がいない中、運営も含めて手探り状態の軌跡綴ります。
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琉球ダイアローグ研究会第2回概要
▶2019/08/20火19:00~21:00
▶沖縄国際大学
▶参加者35名、運営5名 計40名
当日の流れ
メインファシリ:知名さん、司会進行:宮城さん
1)イントロダクション、あいさつ
2)資料をみながらの説明
3)ワーク体験1「あなたのことを教えてください」、グループシェア、全体シェア
4)ワーク体験2「文脈、状況の理解を深め、共同のテーマを明確にするためのダイアローグ」、グループシェア、全体シェア
5)グラフィックレコーディングを使っての振り返り
6)クロージング、連絡事項
今回は、『リフレクティブプロセスワーク』をテーマに実施。
知名さんがワークの仕方について説明をし、流れを理解する難しさを感じながらも、参加者の皆さんは取り組まれていました。クライアント、クライアントの話を聞くセラピスト、そのふたりをだまって聞く・見るセラピストの役割を順々に体験しながら、進めていきました。ワーク体験2になると、流れ自体がスムーズになった印象でした。
シェアしたときに出た声
▶「やってみてどうだったか」を全体シェアしたときに出た声
ワーク体験1
・ただの会話じゃない、入り込んでいく、入り込まれる、もっと話したい、うれしい
・質問されたときになかなか話せない。それでって今まで聞いてた私。エグイことしてたな~
・リフレクティングをきいてほっこり。不思議な体験
・初めて参加で、なにがおきているのかわからない。混乱している
・不安で雄弁になる→自分だったらそうなってたなって思い出した
・きいてもらう体験になったのでは?→これを学んでから、「きく」「で?」で話をすすめられるようになった
ワーク体験2
・自分のことを説明するって難しい
・自分がもっていきたいことにもっていこうとしているうちあたい9割、気づいてよかった1割
・みんな悩んでいるのは似ているんだなぁと知れた
・伝える、伝わる おもしろい変化がおきているなと思った
・F2.3の時、ラジオを聞いてるみたいで、おもしろかった
・共感が多かった。聞いていて、心地よいねって話していた
・ちゃんと聞けるほど深まるのかな
・みんなの中で分析や判断はまだけっこう多かったかも。
・自分はその話をきいて思い出したこと、とかを話していることがおおい
▶最後の感想
・職員間、プライベート 自分は話したい。抑えるには?
・引き出された、自分の話にもっていっちゃう。「自分は自分は」ってなってしまう。この違いはなんだろう?
・聞くために話すのか?しゃべりたいから聞くのか?まとめるために聞くのか?
・しゃべる会話、親密なものとよりよい目的があるダイアローグにはちがいがある
振り返りという名の回想
自分の日頃のクセだったり、いつもの話すのとの違いだったりに気づいた回でした。
一対一で話をするのが日ごろの業務の中で多い中で、他者との関わりもでてくるリフレクティングで感じられるものはたくさん。
支援者自体が一人で抱え込まないで、本人とも周りとも共有し、
ダイアローグする。この感覚は大きいようにワークされているのをみて思いました。
今回はこのへんで。じゃぁまた、です。 RDP事務局 ちょこでした。
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