移住のあれこれのお話⑦

物件は決まりました。

決め手は南向きで広々としていること、北側は草や木々に覆われているけれど、取り払えば広いスペースがあると思われたこと。
南側に畑スペースがあり、土いじりするのに最適と思われたこと。
空き家になって久しく、相続人が管理を続けるよりは売却することを希望し、格安になっていたこと。

二度目の内覧の後、近所のファミレスで不動産屋さんとの打ち合わせとなりました。人生初めての不動産売買契約、ちょっとドキドキでした。始める前からたくさんのやらなければならないポイントが山積みされているのがわかっていたから。

まず、大量にある残置物を撤去するのに30~40万かかると言われました。普通入居すぐに生活できるように、その費用で撤去をお願いするのでしょうけど、私は自分で片付けて使えるものは使いたいと考えました。(神棚、仏壇は売主さんが撤去)
ですから、そのまま購入することで30~40万節約することができました。

それから不動産屋さんが、古い灯油風呂釜の交換や、畳が落ち込んで使えなくなっている和室の整備が必要なことを売主さんに交渉して、大幅な値引きを引き出してくださいました。
いや、これにはもう本当に感謝しています。

心が決まった私。
次はいよいよ現金を用意しなければなりません。
購入資金としては、家計に貸していた私の実家の売却代金や、両親が残した現金等を充てることを考えていましたが、これらを現金化するためにはどうしても夫に話し手続きを進めなくてはなりません。

家計のことなど全く考えることのない彼です。投資とか株、損益計算とかしない人なんです。コツコツ貯めることが一番と思っている人。車以外のでかい買い物しない人。

あ~めんどくさ、絶対ひと悶着あるなぁ… でも避けて通れないし…

お家購入の次のミッションは、夫名義の生命保険契約者貸付の手続きを進めることでした。
そしてそれは物件を探していたこと、別居したいことなど、話をしなければならないということです。

私が話し上手というわけではありません。どちらかというと下手です。
けど、世の中には本当にちょっと違う方向向いてる人がいるもので、夫もその一人。

次回はそん時のことお話しましょうかね。


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