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file2 建築学生となった僕

こんばんは〜

皆さん新年はいかがお過ごしでしょうか、僕は卒業設計に追われる年末年始を送っていて新年を迎えた実感が全く湧かないです
毎日、模型作ったりパソコン作業していて疲れたので手休めに書きますね。

そんな今日の夜は、建築学生になった僕を振り返ってみようと思います(笑)
思い返せば薄いようで濃い大学生活だった気がしますね。
では。

・建築学科に入った理由

僕が建築学科に入った理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、中学3年生の頃の進路相談の時で先生から「君は将来何になりたいの?」という純粋な疑問がきっかけで、その時に咄嗟に「建築家になりたいです」とその場凌ぎのように口から出たんですね(笑)
何故かというと前日の夜にイタリアのサンタマリアデルフィオーレ大聖堂という建築の特集番組を見ていて日本にもこういうのあったらいいな〜と思いながら見ていたから頭に残っていたんでしょう。先生からは「工業系の高校に行くといいよ」と言われましたがその時はその程度で真面目に将来を考えていなかったので行かなかったです(笑)

2つ目も、高校の進路相談の時で(笑笑)前の人が終わるまで図書館で時間を潰そうと図書館に行ったんです。その時に手に取った本が、世界の名建築を纏めたものでした。それを見ていくとまたサンタマリアデルフィオーレ大聖堂が出てきて、つくづく美しいなと思いながら、この時に何故か、僕がこういう美しい建物を考えて日本に建ててやりたいと思ったんですね。そして、そのまま進路相談では建築学科に行く旨を先生に伝え、建築学科に入ることになったんです。


サンタマリアデルフィオーレ大聖堂

・大学1年生

2020年 大学1年生となりました。楽しいキャンパスライフを夢見ていたところにコロナが直撃しリモート授業で友達は出来ても実際に会うことは無かったです。。
このリモートで何が一番辛いかっていうと、製図の授業と模型作りの授業なんです。普通科出身なので書き方や道具の使い方なんて分からない。。でも、周りは工業出身ばかりなので難なく課題提出している。という感じで、序盤から辛かったですね。楽しかった授業は西洋建築史という授業で西洋の建築様式の成り立ち変遷を知ってこうやって先人は考えて建築は更新されいたのかって発見があり楽しかったです。
て感じで1年生は幕を閉じました。(笑)

・大学2年生

リモート授業が後期から無くなり友達とやっと会えた頃でした。そして、後期から設計課題が始まり4mcubeと住宅の設計でした。4mcubeは、4m×4mの中に居心地の良いと思う空間を求められた課題で、設計をどう進めればいいか分からなく行き当たりばったり(直感)で設計してました。住宅も似たような感じで、ただ住宅に関しては何も考えていなく図形遊びとなって作品としては黒歴史です。(笑)
友達や先生とエスキースは初めての感覚で刺激的でとても楽しかったです。人と議論して作品をブラッシュアップしていくの楽しすぎる人間になりましたね。

4mcube抜粋資料

・大学3年生

前期 
苦手な構造力学がより難しくなったのが前期にあって死んでいました。。その苦しさを調和してくれるのが設計演習2でした。設計演習2では、サードプレイスビル・美術館の設計が求められました。ビルの設計では構造をデザインした設計をしていて、美術館では自分の建築に対する考え・設計観念・価値観が形成された設計課題でした。考えというのは簡単に要約すると『建築を通して人が、学ぶことが出来たり体験をして成長出来る場になって欲しい。愛着の湧く建築を目指す』という考えです。この考えは今後の設計に一貫するものになっているなぁと感じてます。

後期
意匠系と総合系で専攻が分かれる時期となり、僕は意匠系を専攻しました。そしたらなんと、学生が18人しか居なかったんです。過去の設計課題で高評価残してる学生の半数が専攻してなかったので結構衝撃でした。
設計演習3(意匠系のみ)が始まり、この頃から大学に週3で泊まり作業をする様になりました。設計課題は集合住宅と複合施設の課題でした。集合住宅は頑張りが空回りしていてトンデモなかかったです(笑)しかし、学生生活最後の設計課題の複合施設では学内最優秀に選ばれ、学校のアニュアルブックにも掲載され嬉しかったです。簡易資料を載せて置きます。
また並行して、同期と後輩とコンペに取り掛かっており受賞することもできた年でした。コンペに関しては、また別で書き残しますね。

・大学4年生

とうとう最終学年となり、、、って全く実感はしませんでした(笑)
4月からゼミはスタートし、ここから卒業設計は始まりました。ただ、前期は授業もありそれを並行してました。ゼミ室に週5日で泊まり作業する形態(自主的)になり、朝はそのまま授業に行けるので1度も遅刻欠席しなかったです(笑)
うちの大学の卒業設計は自分で敷地を見つけて、培った専門知識をフル活用し創りたいものをつくるということでした。
僕は、地元にある防風林を敷地に選定しており、これに関しては結構浅はかな理由で決定しました。選定理由は、小さい頃から遊び場にしたり歩いたりしてきたからという単調な理由(笑)
しかし、意外にも自分が知っている敷地を選定すると語れることが沢山あるので、担当教員が呆れるほど熱弁してアイデアを確立するのを勝ち取ってきました(笑)
この担当教員がまた凄い頭の回転が速い人でエスキースでは頭を抱え敗北する仲間の姿を見てきました、僕も2回負けました。
そして、今年もコンペを何個か出し受賞作品とと選外佳作となった作品がいくつかあるのでどこかで書きます。

ちょっと卒業設計をしないといけないのでこの辺で今日は止めておきます。
卒業設計に関しては、もっと書きたいことあるので別で纏めて書きますね。

それでは。

ryuki naya


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